罪状認否思い出せない81歳被告の判決見送り、米裁判所

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[ハートフォード(米コネティカット州) 5日 ロイター] - 米コネティカット州地裁の判事が5日、4月に違法な銃販売の罪状を認めたことが思い出せなくなったとして、81歳の被告に対する判決言い渡しを見送った。

このロバート・ジェンタイル被告は、1990年3月にボストンの博物館からレンブラントの名画を含む絵画13点が盗まれ、米国史上最悪となった盗難事件の重要な手がかりを持つ可能性があるとされている。

被告の担当弁護士はこの症状について、盗難絵画の行方について米連邦捜査局(FBI)が厳しく追及したことが原因と主張。一方、判決見送りに対しては、連邦検事補から「実刑に向き合いたくないための仮病の可能性が高い」として反対もあった。

同検事補は、8月10日に刑務所内で妻と電話した際、被告は「完全に思考可能」な状態で、実刑判決を受けることを理解していたとしている。

判事も「困難を装っているとする政府の主張」は理解するとしたうえで、弁護士の主張を考慮すると判決を見送らざるを得ないと説明した。また、ジェンタイル被告の能力についてさらなる調査を命じたとしている。