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三井不動産は9月4日、千代田区有楽町一丁目にて推進してきた「(仮称)新日比谷プロジェクト」の名称を「東京ミッドタウン日比谷」に決定したことを発表。商業フロアには約60店舗を備え、2018年2月1日に竣工(予定)、同年3月29日にオープンする。

○東京ミッドタウンブランドと未来志向を追及

日比谷は、国賓や外交官をもてなすために明治政府が作った社交場の鹿鳴館や、日本の迎賓館として誕生した帝国ホテルが建ち並ぶなど、大人のための社交や寛ぎの時空間を叶える場として進化してきた。また日比谷には、"音楽の聖地"とされた「日比谷公会堂」や「東京宝塚劇場」「日比谷映画劇場」「有楽座」などの劇場・映画館が建ち並び、昔から芸術文化・エンターテインメントの関係者、愛好者でにぎわう場所でもある。

同プロジェクトでは周辺施設と連携し、地域一体となったタウンマネジメントを行うことで、街のにぎわいの創出や新たな交流を生み出し、日比谷エリアの「経年優化」を実現していく。

「東京ミッドタウン」は、三井不動産が総力を結集して開発する都心部におけるミクストユース型(複合用途型)街づくりのブランド。2007年に開業した港区赤坂の東京ミッドタウンに続き、今回、ふたつ目となる「東京ミッドタウン日比谷」に決定した。「東京ミッドタウン」ブランドにおいては、「JAPAN VALUE を世界に発信しつづける街」という共通ビジョンのもと、それぞれの街の個性を生かしながら経年優化の街づくりの実践を目指している。

六本木駅を最寄とする東京ミッドタウン(港区赤坂)では、2007年の開業以来、"「JAPAN VALUE」を世界に発信しつづける街"をビジョンに掲げ、「Diversity」「Hospitality」「Creativity」「On the Green」の4つを「JAPAN VALUE」にふさわしい提供価値として街づくりを進めてきた。

「東京ミッドタウン日比谷」においては、この4つの提供価値に加えて、街の個性である「In the Park(緑やオープンスペースと街が連続した空間となり、心が豊かになる街)」「Entertainment(新たな芸術文化・エンターテインメントを発信する街)」「Elegance(文化的刺激に溢れ、本物を知る大人たちが集う街)」を街固有の提供価値として、世界中の様々な文化・感性・才能が日比谷に集結・交流することを促し、未来志向の新たな体験や価値を創出する街づくりを行う。

同プロジェクトは、2014年に東京圏として初となる国家戦略特別区域として内閣府より区域認定を受けており、エンターテインメントに留まらず時代の先端をゆく「国際ビジネス・芸術文化都心」となることも期待されている。「東京ミッドタウン日比谷」は、これらのエリアポテンシャルを最大限に生かし、様々な都市機能を掛け合わせることで、未来志向の新たな体験や価値を創出し、上質な時間を発信する街を目指す。

○約60店舗にシネマコンプレックスも設備

「東京ミッドタウン日比谷」は、地上35階、地下4階、延床面積約18万9,000平方メートルのオフィス・商業などから構成される大規模複合開発。日比谷公園を眼下に望むオフィスフロアは、9・10階のロビー階から11〜34階に位置し、「Business Hospitality」をコンセプトに、先進的な機能やサービスの融合がフレキシブルなワークスタイルを実現する。さらに、「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(6階)ではベンチャー企業や大企業等、多種多様な人材が集結したコミュニティを形成し、ビジネス支援の場の提供や、新産業の創出を支援する。

商業フロアには日比谷公園のビューを生かしたレストランや、上質な毎日を演出するライフスタイルショップ、さらに、11スクリーン約2,300席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」など、全60店舗(店舗面積約1万8,000平方メートル)が地下1階から地上7階に出店。ONとOFFを融合する様々な機能が備わっていることが、「東京ミッドタウン日比谷」の大きな特徴となる。

商業フロアは"THE PREMIUM TIME, HIBIYA"をコンセプトとし、地下1階から地上7階まで(店舗面積約1万8,000平方メートル)の商業空間に、個性あふれる計60店舗のラインナップを実現。60店舗の中には、日本初出店が5店舗、商業施設初出店が14店舗、新業態が22店舗となる。

また、豊かな緑に包まれた「(仮称)日比谷テラス」(6階)や、日比谷公園のパークビューを存分に楽しめるこだわりのレストランやカフェ、著名アーティストの監修や企業間のコラボレーションにより誕生したショップ、非日常に浸ることができるシネマコンプレックスが、感性を刺激する新しい価値を提供する。

「劇場空間都市」をデザインコンセプトとした商業フロアの共用部は、芸術文化・エンターテインメントの聖地である日比谷にふさわしい、大人の魅力にあふれた明るく華やかな空間を創出。伝統的な劇場空間を参考にした3層吹き抜けのアトリウムは、やわらかなカーブを描いた優雅な空間が広がり、様々なイベントでにぎわう。地下のアーケードには、かつてこの地で日比谷の象徴であった「三信ビルディング」をモチーフに、モダンなデザインで再構築することで、街の記憶を継承していく。

○自然がもたらす癒やしを働く活力に

オフィスワーカーのサードプレイスとして、日比谷公園の緑を感じながらリフレッシュできる「(仮称)スカイガーデン」(9階)や、カフェ・コンビニ併設の「(仮称)スカイラウンジ」(9階)を設置。さらに、心身ともに健康的な働き方をサポートする施設として、フィットネス・シャワールームや仮眠室、女性専用のパウダーエリアを用意することで、 オフィスワーカーのワークとライフをバランスよく融合させ、多様な働き方をサポートする。

また、緑のパノラマビューが広がる会議スペース「(仮称)スカイカンファレンス」(8階)など、ビジネスシーンに応じた多様な情報発信の場として企業活動を支援する。オフィス部分の共用部は、主役であるオフィスワーカーが高揚感が得られる華やかな空間を演出。オフィスフロアの玄関口となるスカイロビーでは、二層吹き抜けの圧倒的な大空間と眼下に広がる日比谷公園や皇居外苑の大パノラマが楽しめる。また、金属パネルがもつリズム感と格調高い石張り床の"ストーンカーペット"により、モダンでエレガントなインテリア空間が広がる。

「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(6階)では、ベンチャー企業、大企業、クリエイターなど、ビジネスの創造と拡大を目指す人材が集まる拠点の設置と、プレゼンテーションスペース、交流スペース、協創スペースなど、目的に合わせて活用できるスペースが、新産業を創出する仕組みと環境を提供する。目的別に使用できるスペースでは、ビジネス支援プログラムや起業家交流プログラムなどを積極的に開催。「(仮称)日比谷ゲートプラザ」(1階)など、広場空間と連動した大規模イベントも予定している。

○千代田区最大級の一時滞在施設にも

世界最高の制震効率を達成する新世代の制震装置(HiDAX-R)を導入し、震度7クラスの地震に対して耐震安全性や事業継続性を確保している。災害時の帰宅困難者受入機能を強化。千代田区最大級となる約5,000平方メートルの一時滞在施設を整備するとともに、災害用備品を保管する備蓄倉庫(約200平方メートル)を設置するなど、約3,000人の帰宅困難者を受け入れることができる空間を整備している。

災害時の電力供給の自立性を高める取り組みとして、耐震性能に優れた中圧ガス管で発電できるガスコージェネレーションシステムを導入し、系統電力の供給停止時においても一定の電気供給が可能となる。災害時には隣接する千代田区有地や地域冷暖房(DHC)施設にも電力供給を行う。

「東京ミッドタウン日比谷」の場所は東京都千代田区有楽町一丁目1番地2号、アクセス

東京メトロ/都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線/京浜東北線「有楽町」駅 徒歩5分、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結(徒歩4分)、東京メトロ「銀座」駅直結(徒歩5分)。敷地面積は約1万700平方メートル、延床面積は約18万9,000平方メートル、階数は地上35階、地下4階、ペントハウス1階。最高高さは約192m。店舗数は60店舗となる。