ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ (シルクイト・デ・ナバラからログローニョ、40.2キロメートル)、個人タイムトライアル。総合首位を守ったチームスカイのクリス・フルーム(2017年9月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は5日、第16ステージ(シルクイト・デ・ナバラからログローニョ、40.2キロメートル)の個人タイムトライアルが行われ、今大会ステージ2勝目を挙げたチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が、総合順位で2位につけるバーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)との差を1分58秒まで広げた。

 フルームは、シルクイト・デ・ナバラのモータースポーツのサーキットからログローニョまでのコースを47分ちょうどで走りきり、チームサンウェブ(Team Sunweb)のウィルコ・ケルダーマン(Wilco Kelderman、オランダ)とニバリを抑えてステージを制した。

 フルームは「本当に夢のような気持ちだ。リードを広げてこの位置にいることができる。今は最高の場所にいて、タイム差もかなりあるけど、まだレースは終わっていない」とコメントした。

 史上3人目のツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠まで、これでフルームに残された実質上のステージは、お祭りの要素の強い最終ステージを除けばあと4ステージとなった。

 ただしニバリも、今ステージではフルームとのタイム差を57秒にとどめる健闘を見せた。アルト・デ・ラングリル(Alto de L'Angliru)へ至る第20ステージを含め、ここから過酷な山岳ステージが続くことを考えれば、自身2回目のブエルタ制覇の可能性は残されている。

 6日の第17ステージで、レースは再び山岳地帯へ戻り、ビリャディエゴ(Villadiego)からロス・マチュコス(Los Machucos)までの180.5キロメートルで争われるステージの最後は、カテゴリーなしの激しい上り坂になっている。

 フルームも「あしたは厳しいステージになる。ロス・マンチョスは僕の印象では壁だし、間違いなく総合争いの大きな大きなバトルになる」と話した。
【翻訳編集】AFPBB News