いつの間にか「便もれ」を起こしていた、なんて経験はない?

写真拡大

用を足すためにトイレに行って、下着が汚れていることに気づいた――。

軽い尿もれ専用品や大人用紙おむつなどを開発するメーカー「ユニ・チャーム」は、2017年8月29日、下着汚れのトラブルに関する実態調査の結果を発表した。

アンケートの対象は、20〜79歳の男女2万人。調査の結果、多くの人が「尿もれ」や「便もれ」を経験していることがわかった。

「便もれ」の対応ってどうしてる?

アンケート参加者に「最近6か月で下着汚れが気になった原因」を尋ねると、最も多かったのは「尿もれ」(43.1%)、次に多かったのは、「便もれ」(28.3%)だった。代表的な排泄トラブルである「尿もれ」を多くの人が経験していることは予想しやすいが、「便もれ」が「尿もれ」に迫る割合であることは驚きの結果だ。

では、彼らはいつ「便もれ」を経験したのか。

経験者に「便もれがどのようなときに起こるか」を聞くと、一番多かったのは「下痢が続いた時」(37.9%)。以降は「いつの間にかついていた」(26.8%)、「急な便意でトイレまで我慢できなかった時」(20.1%)と続く。

驚くことに4人に1人が、自分でも気づかないうちに「便もれ」を起こしていることが分かった。

こうして突如起こる「便もれ」に、何か対応策はあるのだろうか。

経験者に「便もれ」に何か対応をしているかを聞くと、圧倒的に「していない」(77.8%)と回答する人が多かった。

一方で、対応している人は、「パンティライナー・おりもの専用シート」(14.4%)、「ティッシュペーパー・トイレットペーパー」(13.8%)、「生理用ナプキン」(8.9%)などで使用しているという。

こうした対応を専門家はどう見るのか。

失禁や排泄困難などに悩む人々をサポートするNPO法人「日本コンチネンス協会」会長の西村かおる先生は、ティッシュペーパー、パンティライナーなどの応急処置では、「便もれ」の吸収に対応しきれないことがあることや、消臭効果が薄いことを指摘し、市販の「便もれパッド」などの専用品の利用をすすめている。