「コールドケース 〜真実の扉〜 シーズン2」に出演する光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一(写真左から)

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2016年にWOWOWプライムにて放送された「連続ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜」の、シーズン2の制作が決定した。

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本作は吉田羊を主演に迎え、アメリカ・CBSの大ヒットシリーズ「コールドケース」を世界で初めてリメークしたクライム・サスペンス。フィラデルフィアから神奈川県に舞台を移し、未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描く。9月6日には「シーズン1」のBlu-ray&DVDも発売された。

今回、都内で行われた取材会に神奈川県警捜査一課のメンバー・吉田の他、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が出席。「シーズン2」への意気込みや、「シーズン1」での思い出などを語ってもらった。

■ このまま続けばいいな…とひそかな期待

――久々に再集結されていかがですか?

吉田:久々って感じがしないですね。あの時の感じに戻れるというか、ああこういう空気だったなと懐かしく思います。

――今回シーズン2の制作が決定しましたが、続編が決まった時のお気持ちと、期待したいことをそれぞれ教えてください。

吉田:本当に大好きな作品なので、決まった時は死ぬほどうれしかったですし、オリジナル版がシーズン7まであるので、このまま続けばいいなという期待をひそかに抱いています。

また、シーズン1では百合(※吉田演じる警部・石川百合)のパーソナルエピソードが描かれましたが、まだ細かく描かれていない捜査一課の他のメンバーのエピソードもシーズン2で見られたらうれしいです。

三浦:捜査一課は事件の説明が多くなってしまうので、一人一人の個性がもっと際立ってくるといいなと思います。あとは時代を表す挿入歌に(シーズン1は洋楽が中心だったので)日本の楽曲ももっと使われると面白いと思います。

永山:(シーズン2の制作を聞いて)とてもうれしかったです。シーズン1では少し固くなって頭で考え過ぎていたところがあり、皆さんの胸を借りていたので、(シーズン2では)もっと自由に肩の力を抜いてできたらいいなと思います。

滝藤:体を鍛えているのでぜひシャワーシーンを披露したいです(笑)。あとボクシングを始めたから格闘技シーンも(笑)。

一同:(笑)。

光石:放送時に番宣を収録した時、緊張し過ぎてタイトルを「コールドゲーム」と大声で言ってしまい、シーズン2は呼ばれないだろうなと思っていたんですけど(笑)。5人のメンバーの中に入れていただき本当に幸せに思っています。

そして監督をはじめスタッフの皆さんとまた会えるのが楽しみで仕方ないです。

■ シーズン1の手応えを実感

――シーズン1の「連続ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜」の放送から約1年がたちますが、周りからの反響や、今回のBlu-ray&DVD化に期待したいことを教えてください。

吉田:オンエア後、周りからの反響が大きくて「とにかく面白い。まるで映画のような映像美で、毎回のゲストが豪華でワクワクした」という声を頂きました。そして何より「百合という役が合っていたね」という声を頂きました。私自身もそれを感じていて、自分と役の境目が分からなくなるくらいのめり込んだ役でした。

あとはこの5人のチームのバランスが本当に良くて、スタッフさんもプロの集団で妥協しないクリエーティブな現場だったので、そういう現場の雰囲気も作品に反映されて結果的に視聴者の方への良い反響につながったのかなと思います。

三浦:見てくれた友人からの評判は非常に良かったです。本当に吉田羊さんが役にピッタリでした。オリジナル版を見ていても、主人公の顔がダブってくる感じがしたので、本当にベストキャストだったのでしょうね。

永山:僕も周りにオリジナル版のファンがいて、撮影している時も「どうなの? 面白いの?」とあおられたりもしたんですが、実際にオンエア後に見ていただいてすごく面白いと言ってもらえました。

滝藤:自分が演じた役が好きなので、レンタルで多くの人に見ていただき、この先のシーズン3、4と続けていきたいです。

光石:本当にこの作品は現場が楽しくて、このメンバーの中に入れていただけたことが幸せですし、監督をはじめスタッフの皆さんが素晴らしい仕事をしてくれる人たちで、このチームワークを多くの人に見てもらいたいです。

■ 5人のチームワークの良さも見どころの一つ!

――シーズン1で思い入れのあるシーンや、思い出に残っている印象的なシーンやエピソードはありますか?

吉田:捜査一課のメンバーが集まってディスカッションをしているシーンがすごく好きでした。滝藤さんや光石さんが長い説明ぜりふを難なくこなして、絢斗くんがちゃちゃを入れて、最後に三浦さんが締めるという5人のバランスが絶妙に発揮されたシーンが毎話繰り広げられているので、そこは楽しみに見ていただきたいです。

三浦:ユースケ・サンタマリアさんが出ているエピソード(4話・10話)が印象的で好きです。ユースケさんと共演するのは初めてでしたが、たぶんああいう人なんだろうなっていうくらいハマっていました(笑)。

永山:捜査一課のシーンはカットを割らずに一連で撮影することが多く、せりふも難しかったので、(捜査一課のシーンを)撮影するビルに向かう時はいつもドキドキしていました。

あと僕の役は第3話まで女性関係のエピソード(彼女が精神を病んで自殺をしてしまう)があったので、憂鬱(ゆううつ)な気分から開放していく4話からが印象に残っています。

滝藤:僕も5人のチームワークが一番印象的です。居心地が良過ぎてもっと緊張感を持たないとなと思っていたほどです。

吉田:でも(5人のシーンは)一連で撮る緊張感がちょうど良かったですね。

滝藤:そうですね(笑)。

光石:5人のチームワークもそうですし、スタッフの皆さんとも本当に仲良くなったので、シーズン2でまた集結できるのがものすごくうれしいです。

そして6話が戦後の話で、フィルムを使っての撮影や美術や衣装・メークももちろんいろいろな部署が大変だったので、そういうスタッフの働きぶりもぜひ見てもらいたいです。

――ゲストの方々もすごく豪華な方々ばかりでしたが、特にこの方は印象に残っている、という方いらっしゃいますか?

吉田:6話にご出演された仲代達矢さん。本当に仲代さんのファーストカットを、モニター越しに見ていて心が震えましたね。本当に神々しくて神様と対峙(たいじ)しているようなそんな錯覚を覚えるくらいに何とも言えないカットだったんですけど。あの時のことはいまだに忘れないですね。

三浦:ユースケさん。役が立っていて、素晴らしかった。

吉田:対峙するのすごく嫌でしたね。何か飲み込まれそうで。あの現場にいらっしゃったユースケさんはどこか役の赤松に入っていたので、芝居をしていないところでもちょっと近寄りがたい雰囲気出していらっしゃいました。

すごく軽快におしゃべりはされるんですけど、醸し出す雰囲気が怖かったので、話題がくだらなければくだらないほど逆に怖かったです(笑)。

――最後に代表して吉田さんからあらためて、Blu-ray&DVDで初めて見る方への見どころと、シーズン2への意気込をお願いします。

吉田:オリジナル版の良さを踏襲しつつ、それに日本人らしい“情”の部分などが加えられて、日本で作る意味がある作品になっていると思います。

日本でもこんなドラマが作れるんだと世界に誇れる作品になっていると自負しておりますので、ぜひBlu-ray&DVDで何度でも見て楽しんでいただきたいですし、シーズン2の前に予習をしてOAを楽しみにしていただければと思います。