ベルギー軍航空ショーでパイロットが飛び降り自殺か(画像は『The Independent 2017年9月4日付「Belgian military pilot falls ‘hundreds of metres’ from helicopter during air show as horrified crowd looks on」(Ian Hitchcock/Stringer)』のスクリーンショット)

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市民に日頃の訓練の状況を公開し、理解を深めるために多くの国で開催されている軍の航空ショー。まさかの事態がこのほどベルギーで起きた。ヘリコプターの機長が自らの意思で上空から飛び降りたというもので、自殺の可能性が濃厚であるという。ベルギー警察の発表をもとに英メディア『The Independent』ほかが伝えている。

リエージュに近いベルギーのアメ(Amay)で開催されたベルギー軍による『第4回エンジニア戦闘部隊・航空ショー』。その3日午後、飛行中のヘリコプター「アグスタ A109」から3名の隊員がパラシュートを装着して降下するというデモンストレーションにおいて、機長はパラシュートも着けず極秘のうちに別の扉から飛び降りた。その時ヘリの高度は数百メートル。異変に気付いた副操縦士がただちに操縦席に戻って機体をコントロールし、安全に着陸させたという。

副操縦士はその後、警察に「隊員3名のパラシュート装着や降下を補助していたため機長に起きている異変には気付かなかった」と話している。機長の遺体は4日に発見されたが、全身を強く打ち致命的な外傷も確認された。自殺の可能性が濃厚とみて詳しい調査が行われている。

航空ショーの事故の話題が複数報じられている今年。タイでは戦闘機が真っ逆さまに墜落して炎上し、子供たちを震え上がらせた。またフランスではテイクオフの際に滑走路を外れて機体が前方につんのめり、そのまま転覆。ビンテージものの戦闘機であっただけに「もったいない」の声も出ていた。

画像は『The Independent 2017年9月4日付「Belgian military pilot falls ‘hundreds of metres’ from helicopter during air show as horrified crowd looks on」(Ian Hitchcock/Stringer)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)