アウェーの洗礼を受けた柴崎

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先日オーストラリア代表に勝利し、ロシアワールドカップ出場権を手にした日本代表は6日2:30にサウジアラビア代表と対戦した。

サウジアラビア代表はオーストラリア代表と勝ち点差は同率、得失点差で2点リードという状況の中、日本代表戦が行われる数時間前に行われたオーストラリア代表対タイ代表の一戦は、2-1でオーストラリアが勝利。
サウジアラビア代表は日本代表に勝たなくてはワールドカップ出場はないという追い込まれた状況の中、キックオフを迎えた。

日本代表のスターティングメンバーにはヘタフェ所属の柴崎岳がインサイドハーフで出場、ベンチには“10番”をつけたエイバルの乾がベンチにつき、リーガで戦う2人の選手が顔を揃えた。

柴崎はコーナーキック、フリーキックのキッカーを務め前半からチャンスを演出。セットプレーからチームに勢いをもたらした。そんな柴崎のキックに対し恐怖を感じたのか、後半8分にはコーナーキックを蹴ろうとする柴崎に液体の入ったペットボトルが投げ込まれるというハプニング。

幸いにも当たることはなかったが、6万人以上が詰めかける会場で身をもってアウェーの洗礼を受けた。「独特の雰囲気があった」と語る柴崎であったが、そのコーナーキックもFW岡崎慎司の頭へピンポイントに供給し、リーガで鍛えたメンタルの強さを日本代表でも証明して見せた。
試合は惜しくも1-0で敗戦。消化試合ではあったものの日本代表のメンバーは悔しさを滲ませていた。

なお、サウジアラビア戦に出場することはなかった乾だが、オーストラリア戦ではスペインで鍛え抜かれた戦術理解で守備から日本代表に貢献、攻撃でも得意のドリブルとあえて時間を使うドリブルでチームに流れを引き寄せた。

ワールドカップ本戦に向けメンバー争いに勢いが増す日本代表だが、リーガエスパニョーラという最高峰のリーグでしのぎを削る彼らは本戦でも日本代表を牽引していくだろう。