デンマーク人発明家ピーター・マッセン容疑者。デンマークの首都コペンハーゲンで(2017年8月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】自家建造した潜水艇に乗船していた女性ジャーナリスト、キム・ウォール(Kim Wall)さんを殺害した疑いをかけられているデンマーク人発明家、ピーター・マッセン(Peter Madsen)容疑者が5日、裁判所に出廷し、潜水艇のハッチが頭部に当たったことによる事故死だったと述べた。一方で、検察側はマッセン容疑者がウォールさんを故意に殺害したと主張している。

 うつろな表情を浮かべたマッセン容疑者は軍服に黒のスニーカーという格好で首都コペンハーゲン(Copenhagen)の裁判所に出廷した。裁判官は同容疑者を殺人容疑で10月3日まで勾留するよう命じた。

 ウォールさんは8月10日、マッセン容疑者にインタビューするため、同容疑者が自家建造した潜水艇に乗り込んだのを最後に消息を絶った。そして21日にウォールさんの頭部のない胴体がコペンハーゲン沖に浮かんでいるのが発見されていた。

 マッセン容疑者によると、2人は夕方に潜水艇でコペンハーゲンを出港し、2時間の潜航後に浮上。先に外に出て70キロある潜水艇のハッチを開けてウォールさんを待っていたが、マッセン容疑者が手を滑らせてしまい、ハッチがウォールさんの頭に当たって即死したと主張している。

 マッセン容疑者は「ハッチが閉じているのを見た。バンという音がした。悲鳴は聞こえなかった」と述べ、ウォールさんの体を調べたが脈はなかったと主張した。

【翻訳編集】AFPBB News