采配的中で日本撃破のサウジ知将 12年ぶりW杯出場に「大きな仕事を成し遂げた」

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豪州を得失点差で上回り2位確保 ファン・マルバイク監督も目標達成に歓喜

 サウジアラビア代表は現地時間5日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本を1-0で撃破し、3大会ぶりとなる本大会出場を決めた。

 チームを率いた知将ベルト・ファン・マルバイク監督は「とてつもなく大きな仕事を成し遂げた」と喜びに浸っている。オランダ紙「AD」が報じた。

 3位オーストラリアが最終節のタイ戦に2-1で勝利したため、引き分け以下に終われば3位転落の状況でキックオフを迎えたサウジアラビア。プレッシャーのかかる試合だったが、後半18分に途中出場のFWムワラジがGK川島永嗣(メス)の守るゴールのニアサイド上をぶち抜く強烈な一撃を叩き込んで先制した。これが決勝点となり1-0でサムライブルーを撃破した“グリーン・ファルコンズ”は、オーストラリアを得失点差でかわして2006年ドイツ大会以来12年ぶりとなるW杯出場のチケットを手にした。

「私は常々、我々にはチャンスがあると言っていた。とてつもなく大きな仕事を成し遂げた」

 ファン・マルバイク監督は快挙達成に喜びを爆発させた。結果を残せない代表チームにはバッシングもあったといい、だからこそ喜びはひとしおだったようだ。

オランダを率いた2010年大会以来の舞台へ

「W杯予選を勝ち抜いたのは12年ぶりだ。この世代は成功を収めることができずに、長い間批判を受けていた。今夜、その問題に決着をつけることができた」

 アジアサッカー連盟公式サイトの試合レポートでは、「スーパー・サウジアラビアが日本に勝利して2018年ロシアW杯出場権を獲得」と報じられ、そのなかで「ハーフタイムにアル・ムワラジを投入したことで、サウジ監督のべルト・ファン・マルバイクの見事な手腕が証明された」と指揮官の采配が絶賛された。2010年南アフリカ大会では、グループステージで日本を撃破するなど、オランダを準優勝に導いた知将が再びW杯という大舞台に辿り着いた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images