きのう5日(2017年9月)午前11時ごろ、羽田からニューヨークに向けて飛び立った日航機が翼から黒煙を噴き出した。機体を軽くするため房総半島の南洋上で旋回して燃料を放出した後、羽田空港に引き返して、午後零時9分に緊急着陸した。

司会の小倉智昭「1時間ほど、機内は緊迫に包まれました」

乗客は「機長から故障というアナウンスがあった」「ゆれた時は落ちるかと思った」という。機が着陸すると、すぐに消防車が近づき、整備員が左エンジンを覗きこんでいた。

航空評論家の杉江弘氏は「もう一つのエンジンでも飛行できるが、機長が引き返したのは正しかった」と見る。

原因は、初めは鳥がエンジンにあたるバードストライクかと思われていた。これは2009年1月にアメリカで実際に起きて旅客機がハドソン川に着水し、映画にもなった。しかし、今回は日航が機体を調べると、左エンジンの一部が破損していた。

機体トラブルが2日に1回

先月(2017年8月)には全日空機がダクトの破損で羽田に緊急着陸した。こうした機体トラブルが今年(2017年)1月以降126件起きており、2日に1回のペースだ。

小倉「大きな事故になっていないのは、それだけ安全性が高まっているということなのか。原因をはっきりさせないと、同じような事故が起きる可能性があります。大事にいたらなくてよかったですけどね」