茶室シリーズの「行庵」(カナアートセンター提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】昨年他界した日本のインテリアデザイナー、内田繁の家具の展示会が20日からソウル・鐘路区のカナアートセンターで開催される。

 「Wander From Within」と題された今回の展示では内田繁の遺作となった、香港の実業家で芸術品のコレクター、デザイナーでもあるエイドリアン・チェン氏と共作したKhoraシリーズも展示される。

 同シリーズは、自然からヒントを得て作られた椅子・テーブル・照明で構成されており、椅子と一体化した格子柄のびょうぶが生む影は、自然の形態と重なる。

 作家の代表的なデザインコンセプトを表した茶室シリーズのうち、「行庵」も展示される。

 内田繁は1969年、もみ殻の枕から着想を得た人の動きに合わせて形を変える「フリーフォームチェア」を発表して脚光を浴びた。

 以降建築、家具、インテリアデザインや都市計画などさまざまなジャンルで活発に活動してきた。ヨウジヤマモトブティック、神戸ファッション美術館、「茶室」シリーズなどをデザインし、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのコンラン財団などに作品が所蔵された。

 今回の展示は、イタリア・ミラノに続きソウルで開かれる世界巡回展だ。10月22日まで。