日常的に料理をする女性にとって、欠かせないアイテムといえば「めんつゆ」。今やそうめんやそばの“つゆ”として使うだけではなく、煮物や炒め物などの味付けなどにも幅広く活用されています。今回はマイボイスコムの調査による、万能調味料「めんつゆ」の活用事情をご紹介! 皆さんどんなふうに活用しているのでしょうか?

調味料として活用する人は約4割! ほかしょうゆの代わりに活用している人も

まず「めんつゆ」には、用途によって水で希釈して使う「濃縮タイプ」と、そのまま使う「ストレートタイプ」があります。どちらを使っている人が多いのか?調査結果はこちらとなっています。

「ごま」「塩味」「鶏だし」といった変わり種を愛用している人も6.7%いました。

圧倒的に多いのは濃縮タイプの「濃縮つゆ」(78.1%)。濃縮タイプの場合、例えば味付けには原液のままつかったり、つけダレには水で希釈したりすることが可能。そういった汎用性の高さが人気の秘訣でしょうか?

では同調査による「麺つゆ・だしつゆの利用方法」の結果を見てみましょう。

麺つゆ・だしつゆの利用方法

 

1位 そうめんのつゆ・汁として、そのまま使う……68.6%

2位 そばのつゆ・汁として、そのまま使う……67.2%

3位 うどんのつゆ・汁として、そのまま使う……58.6%

4位 調味料として料理に入れる……42.9%

5位 天つゆ……37.9%

6位 他の調味料などを加えてアレンジし、めん類のつゆとして使う……22.8%

7位 しょうゆの代わりにかける・つける……18.2%

8位 おひたしや浅漬けなどのつけ汁……17.2%

9位 たれ(焼肉やしゃぶしゃぶなどのつけだれ)……8.0%

 

1位から3位は「そうめん」「そば」「うどん」のつゆや汁に使うという意見。ただ、これは同調査が8月上旬に行なわれている影響も大きいと思います。特に「そうめん」は7割近くの高比率ですが、それだけ夏は家でそうめんを食べている人が多かったのでしょう。

一方調味料として使っている人は約4割。ただ「しょうゆの代わりにかける・つける」が18.2%、「おひたしや浅漬けのつけ汁」が17.2%おり、改めてめんつゆの汎用性の高さがよくわかる結果といえそうです。

めんつゆはやっぱり万能!しかし「使い切れない」などの不満もあり

汎用性の高い「めんつゆ」ですが、同調査では活用する理由についても深堀りしています。なぜ人はめんつゆを使うのか?その調査結果は以下の通りです。

「食べ慣れている」が18.2%いますが、確かにめんつゆは「うちはずっとこのメーカー」と決まっていることが多いかも?

1位は「だしをとる手間がかからない」(57.1%)。確かに普通の人がしっかりだしをとるのは手間がかかります。ほか「調味してあり失敗がない」(49.0%)、「おいしい」(33.8%)といった、味の信頼感や安定感を評価する人も多数。さらに「いろいろな料理につかえる」(43.7%)、「調味料代わりに使える」(30.7%)、「他の調味料を使わなくて済む」(16.7%)といった、万能調味料としての評価の声もたくさんあがっています。もはやめんつゆは一家に1つ常備するべき大きな存在と言えそうです。

これからの季節は、温かいおそばやうどんに活用されそうです。

しかし同調査では「市販の麺つゆ・だしつゆの不満点」についてもフリー回答で調査。そちらに寄せられたものもピックアップして紹介します。

「だしつゆにしても醤油にしても、実際に口にしてみるまでどのくらい塩辛い・甘いなどの具合がさっぱりわからない」(女性42歳)

「使い切れないので小分けのつゆがあればいい」(女性36歳)

「ビンの処分がめんどくさいけど、美味しいつゆはビンが多い事」(女性52歳)

確かにどれも「うんうん」と頷ける意見。メーカーの皆さん、ぜひともご検討お願いします!      

【調査概要】
調査媒体:マイボイスコム株式会社
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査期間:2017年08月01日〜08月05日
回答数:11,206名(10代から50代以上の男女)