高等教育の現場というものは常に、最先端技術を貪欲に切り開く基盤となってきた。これまでのところ、スタートアップ企業やテック系大企業によって、VRに関するソフトやハードの改革は続いているが、一部の大学ではこれを最も興味深い方向で使おうとしている。

教授や学生は一様に没入的な映像や音声が大きな影響をもたらす幅広い分野を模索しており、その受容スピードは加速する一方だ。

大学では大きな取り組みが進められている。検索エンジンがより適切なアルゴリズムの働きにより関連性の高い結果を得ることになればどうだろう?ソーシャルネットワークが人の関わりを変えるようになればどうだろう?人の遺伝子構造が明らかになればどうだろう?だがバーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)は社会を混乱させるレベルまでは達していない。

しかしGreenlight Insightsによれば2021年までにVR業界の規模は750億ドルに達するとされ、バーチャルリアリティーが及ぼす影響が大きなものであるということは疑う予知がない。教授や学生がこの技術について掘り下げ、我々にどういった影響を与え、生活がどう良くなっていくのかを考えてみるのは驚くことではない。

ほとんどのレベルの大学は、VRに馴染がなく関心もほぼ無い。だがカイロ・ドイツ大学の建築・都市デザインプログラムを例に取ると、彼らはInstaVRプラットフォームを使って歴史的建造物のツアーを楽しめる「Historical Ciro Goes VR」と呼ばれるプロジェクトを作り上げた。最先端な技術を使い、カイロで最も古く興味深い建物の中を、数千マイルも離れたところから実際に建物を歩いて回ることができた。

学生達は、文脈上関連のある情報を、ビデオスポットで360度のツアーをビデオに重ねた授業を提供された。その結果、信じられないほど資料に没入感があり、思い出深いVRを使った授業の経験ができた。これらはすべて、360度のカメラと低価格のVRヘッドセットが手の届く価格になったことで可能となった。

ANDREW WOODBERRY
[原文4]