5日、韓国の文在寅大統領が、来年2月の平昌五輪の観戦チケットをインターネットで自ら購入したことを明かし、広く国民にも購入を呼び掛けた。写真は平昌五輪のマスコット「スホラン」。

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2017年9月5日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪の観戦チケットをインターネットで自ら購入したことを明かし、広く国民にも購入を呼び掛けた。韓国・ニュース1などが伝えた。

元フィギュアスケート選手のキム・ヨナさんらと共に平昌五輪・パラリンピックの広報大使を務める文大統領は5日、大統領府執務室のパソコンで五輪組織委員会のホームページにアクセスし、フィギュアスケート競技の入場チケットを購入する様子を自身のSNSで公開した。同サイトではこの日から平昌五輪観戦チケットの2次販売が行われている。

SNSで文氏は「広報大使に任命され、夏休みも平昌で過ごすなど任務を果たすべく努力中」とし、各機関やボランティアも準備に尽力していると説明、大会の成功には国民の関心が重要だとつづった。

そして最後に「2018年2月、皆さんは誰とどこにいるだろうか。私と平昌で会おう」として国民に大会の現地観戦を呼び掛けると、韓国のネットユーザーからは「はい、行きますよ。平昌に」「私も平昌で大統領に会いたい」「大統領がこんなことまでするのか。庶民的で格好いい」「わが国に誘致した以上、成功させなきゃね」など応じるコメントが寄せられている。

しかし一方では「チケットが高過ぎるんだよ。一番安いクロスカントリーでも4万ウォン(約3900円)」「どうせなら税金から購入して無料チケットを配ってほしい」「大統領はチケットを買えたのかな?席の指定ができないみたいだけど。コールセンターも電話がつながらないし…」など問題提起する声もある。

そして目立つのが、韓国大統領が今チケットを買っている場合ではない、との指摘だ。「おいおい、北朝鮮のことはどうするんだよ?」「今チケット買ってる場合じゃないだろ。頼むから何が重要で優先かを考えてやってくれ」「あきれた。そこまで暇なのか?チケット購入なんて補佐官にやらせればいいものを。でも他国の首脳が相手してくれないから他にやることがないのかな?」と皮肉めいた批判のほか、「とうとうおかしくなったみたいだ」との声もあった。(翻訳・編集/吉金)