中国メディア・今日頭条は8月31日「どうして韓国人は日本車を買わないのに、中国の街にはトヨタやホンダ、日産のクルマがあふれているのか」とする記事を掲載した。「愛国心の問題」と一言で片づけられかねないテーマだが、記事は韓国と中国の自動車市場の違いについて客観的に解説している。(イメージ写真提供:(C)grigory_bruev/123RF)

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 中国メディア・今日頭条は8月31日「どうして韓国人は日本車を買わないのに、中国の街にはトヨタやホンダ、日産のクルマがあふれているのか」とする記事を掲載した。「愛国心の問題」と一言で片づけられかねないテーマだが、記事は韓国と中国の自動車市場の違いについて客観的に解説している。

 記事はまず、韓国人が日本車を購入しない理由を2点説明している。1つ目は「韓国には自国のロー・ミドルエンドの自動車ブランドが存在すること」とした。「現代・起亜の2大ブランドにはローからミドルの乗用車が充実している。そして韓国国内の現代・起亜の品質は良好であり、品質面でも車のモデルにおいても完全に国内のニーズを満たしており、わざわざ日本車を買う必要がない」と説明した。

 2点目として、韓国には合弁メーカー車が存在しないことを指摘。韓国の自動車市場はすでに飽和状態にあり、外国企業が韓国への進出に消極的であるとした。その結果、外国車に乗るには輸入車を購入する他なく、コストパフォーマンスやメンテナンスの点で韓国車が大きなアドバンテージを持つ状況であることを伝えている。

 これに対して、中国市場で日本車がよく売れる理由についても2点示している。まずは「中国の自動車ニーズが大きい」点を挙げ、発展が遅れた国産ブランドがニーズをカバーしきれなかったため、日中合弁による自動車ブランドが数多く出現したと説明した。また、合弁方式は外国メーカー、国産メーカー双方にとってメリットのあるものだとしている。

 続いては「燃費の良さと成熟した技術」を挙げた。日系車は安定性と燃費性能に優れており、中国の消費者のニーズにピッタリ合っているからこそ、日系車を選ぶ人が中国にたくさんいるのだと説明した。そして最後に「いつか、中国ブランド車が品質でも評判でも成長する日が来れば、きっと多くの人が中国車を選ぶだろうと信じている」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)grigory_bruev/123RF)