小早川秀秋役の東出昌大/(C)2017「関ヶ原」製作委員会

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8月26日の公開から、9月4日までの累計観客動員数は96万7000人を数え、興行収入累計11億8000万円を突破した岡田准一主演映画「関ヶ原」。本作の大ヒットを記念して、9月5日に東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇にて舞台あいさつが行われ、岡田、東出昌大、原田眞人監督、そしてスペシャルゲストとして石田三成第15代目子孫の石田秀雄氏が登壇した。

【写真を見る】岡田准一にいじられたサイコパス的な(?)“東出スマイル”/(C)2017「関ヶ原」製作委員会

石田三成役の岡田は「街を歩いていたら一般の方から“公開おめでとうございます”と言われるようになりました。これは一体どういう現象なのか、街を歩く人のほとんどが関係者に見えてくる」と作品の浸透ぶりを実感。

小早川秀秋役の東出は「舞台袖で岡田さんに『ニュースの見出しになるようなネタはないの?』と言われたので、考えたけれど、うーん」と座長のむちゃぶりに困り顔を見せる。

しかし「歴史好きな友達が何回も映画を見てくれて、映画化してくれてありがとうと言われると、出演者としてうれしい」と、柔和な笑みを浮かべた。

すると、岡田はすかさず「今の笑顔が業界で有名な“東出スマイル”ですね。目は笑っていないけれど、口だけ笑っている怖いヤツ。サイコパス的な…」と真面目な東出をイジリ、当の東出は「やめてください! 今の絶対に書かれる!」とネットニュースの見出し化に戦々恐々としていた。

この日は三成の末裔の石田氏もスペシャルゲストとして登場。本作を「素晴らしい作品」と絶賛し、「これまでさまざまに冷血な三成像が描かれてきたけれど、この作品でそういったイメージは見事に打ち砕かれた。これをスタートに人間味があって深みもある三成としての再評価が始まる。これで死んでも死に切れますね!」とユーモアを交えて太鼓判を押す。

これに岡田は「三成の墓前にも、これまでのイメージが変わるような三成を演じたいとあいさつしたので、そういっていただけるとうれしい」と“15代目子孫”の好評に、胸をなでおろした。

石田氏を前に、実際の三成像に興味津々の岡田は「三成関連の所有物は今も残っているのか?」「15代目は理数系なのか?」など、うれしそうに質問攻めした。

先日の公開初日舞台あいさつで、演じた三成公を「思」という字で表した岡田。それは、滋賀でのイベントで中学1年生・女の子から出たアイデアで「子どもたちと勉強会をしたときに、考えてくれた。それがしっくりとくる。原田監督が今の時代にそういった気持ちが必要だと三成を描いてくれたから」と説明していた。

あらためて、岡田は「こういった本格的時代劇を作ることはすごく意義のあること。時代劇は日本の文化だと思うので、今後もどんどんこういった歴史映画が増えていってほしい。

そして皆さんも映画を見ながら『これが良かった』『あれが好き』などといろいろと語ってほしい。歴史は映画と同じで、いろいろなことが語られるもの。たくさんの方に見てほしい」とさらなるロングヒットを期待した。