1.じっと相手を見つめる

じっと相手を見つめるしぐさには、いくつかの意味合いがあります。
その場の状況や相手によって全く違ってくるので、愛犬が何を求めているのか汲みとってあげましょう。

自分の方が立場が上だとアピールしている

じっと見つめるしぐさで、なおかつ相手が犬だった場合は大抵、威嚇や優位に立っている気持ちの表れです。
犬同士で威嚇し合ったりする際に、まっすぐお互いを見つめ合うことが多いですが、まれに飼い主以外の人に対しても行う子もいるので、飼い主としては威嚇を辞めさせるようにすぐ対応したいものです。

お願いしている

飼い主に対してじっと見つめる行動をとる場合は、「○○してほしいな」というお願いや「どうしたら良いですか?」という伺いを立てる意味が強くなります。

散歩の時間になるとじっと見つめられる、おもちゃを持ってきてずっと見てくるなんて経験はありませんか?

「お腹が空いたな」
「遊んでほしいな」
「散歩に行かないの?」
など何を望んでいるのか気持ちを分かってあげたいですね。

飼い主に対しての愛情表現

信頼関係が築き上げられていれば、必然と飼い主に対して愛情表現をしてくると思います。
目を潤ませてうっとりと見つめてくれば、それは「あなたのことが大好き」という愛情の表れです。
飼い主にとってはとても嬉しいものですがついつい甘やかしてしまわないように注意しましょう。

2.上目づかい

何かを訴えているように上目づかいで見つめてくることはありませんか?
とっても可愛くて何でもしてあげたくなってしまいますが、この上目づかいにも意味がいくつかあるのです。

緊張している

飼い主に叱られた時、初対面の人と接する時、見たことのない物を見た時など緊張している場合によく上目づかいをします。

心配や不安な気持ち

飼い主の留守中にいたずらしてしまったり、自分の大好きなおもちゃやおやつを隠している時、それが飼い主にバレていないか不安な気持ちを表しています。

何かを訴えている

上目づかいで力強く見つめてくる時は、
「そろそろ散歩の時間だけどまだ行かないの?」
「ご飯はまだ?」
などの欲求を訴えています。

上目使いは体勢によって意味が違う?

同じ上目づかいでも立っている状態か伏せている状態かで意味が全く違うのです。

立っている時

立っている体勢で上目づかいをしてくる時は、「自分が求めている事にそろそろ応えてくれるのでは?」という期待のまなざしです。
これから散歩に行ける!ご飯を食べられる!遊んでくれる!という興奮状態の為、そのまま要求に応えるとくるくるその場を回ったり、ジャンプして喜んだりとアクションが大きくなります。

伏せている時

伏せは犬にとって自然な体勢、つまり落ち着いている状態といえます。
その伏せの時に上目づかいを行っている場合はその場の環境に安心している、近くにいる人を信頼している証拠です。

3.視線をそらす

敵意がないことを訴えている

視線をそらす行為は、前述した「じっと見つめる」行為とは反対に相手に対して敵意がない事を伝えるしぐさです。
目線をそらす→地面の匂いを嗅ぐという流れで用いられることが多いです。
これは「犬のカーミングシグナル」の中の代表的な一つとも言われています。

飼い主に対して行う場合は、飼い主が上で自分が下であるという主従関係をしっかり認めているといえます。
犬だけでなく群れで生活する動物は共通して、格上の者に対して目を合わせません。

困っている

服従している意味合いの他には困った時などによく見られます。
障害物が邪魔で外に出られない、フードボウルの中におもちゃが入ってご飯を食べられないなど、なぜ困っているのか状況を見て気持ちに気づいてあげたいですね。

4.まばたきをする

先ほど「犬のカーミングシグナル」という言葉をご紹介しましたが、この中には「まばたき」も含まれています。

つまり、まばたきも視線をそらすしぐさと同様に「敵意はありません」という意思表示となります。

愛犬以外の犬と対面した時にじっと見つめられた場合、こちら側がパチパチと何度かまばたきをすることで威嚇が収まることがあるので、覚えておくと役に立つことがあるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
言葉を発せないからこそ目で気持ちを表す愛犬、くるくると表情が変わるのは見ていて飽きないですよね。
飼い主がリーダーだと理解していれば愛犬もこちらの様子をしっかり観察しているはずです。
私たちも一時のしぐさだと蔑ろにせず、何を思っているのか愛犬の気持ちに耳を傾けてみましょう。
そうすることでさらに愛犬との絆が深まるのではないでしょうか。