大学時代、私はキャンパスのラジオ局でDJの仕事をしていました。クリスマス休暇の頃に古い番組を再放送していたのですが、ある朝、自分が出ていた番組にラジオの周波数を合わせてみたら、ラジオから聞こえてくるのが自分の声だと気づくのに数秒かかりました。そのとき最初に感じたのは、「あら、いやだ。私ってこんな声なの」という驚きです。

誰でも、自分の耳に聞こえている自分の声は他人の耳にはちょっと違って聞こえています。

ボイスコーチのChris Beattyさんは、この現象を次のように説明しています。私たちは、自分の声を顔に沿って直接耳に届く形で聞いています。そのとき、耳と頭の中で振動が発生します。そして、このような条件が全て揃った状態で聞こえるのが自分の声だと思っています。でも実際には違います。

もちろん、自分の声を録音して再生してみると、他人の耳にはどのように聞こえているかわかります。でも自分の声を調整したいなら、リアルタイムのフィードバックが一番功を奏します。

では、どのようにしてリアルタイムで自分の声を確認することができるのでしょうか。Beattyさんは2枚のファイルフォルダーを使う方法を提案しています。なければ雑誌や紙でも代用は可能。それらを自分の耳の前に持ってきて、頭にくっつけます。これで顔に沿ってあがってくる自分の声がブロックされます。その代わり、口から出た声は自分の前方に向かって放たれ、カーペットや家具に反響して部屋じゅうに響き渡ります。そのとき聞こえる声が他人の耳に聞こえている自分の声です。

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Source: Chris Beatty / YouTube

Emily Price - Lifehacker US[原文]