タイの堅牢を崩せず、イライラが募ったというユリッチ。1得点を挙げたが、この日は決定機を何度かフイにしていた。(C)Getty Images

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 4点差以上での勝利を追い求めたオーストラリアだったが、守備組織を整備してきたタイの前になかなかゴールを奪えず、終わってみれば2-1の辛勝。なんとか最低限の結果は手にして暫定2位に浮上したが、ライバルのサウジアラビアは日本戦で勝利すれば、自動的にワールドカップ行きのチケットをゲットできる。
 
 この日スタメンを飾った前線の核、トミ・ユリッチが、試合後のフラッシュインタビューに応じた。貴重な先制点を頭で決めたが、「攻めながらも少しずつチーム全体にフラストレーションが溜まっていった」と振り返り、こう続けた。
 
「4点差、あるいは5点差での勝利が理想だったが、少し残念な結果に終わったね。いいリズムでパスを繋いで主導権は握っていたけど、最後の局面で精度を欠いてしまって、フラストレーションが溜まっていった。簡単には行かないものだよ。ただ、3ポイント上積みできたことを良しとしたい。サウジアラビアは日本に勝たなければいけないわけだから。もはや、日本に託すのみだよ」
 
 ユリッチは埼玉での日本戦の後にも、「僕たちが(タイに)勝って、日本がサウジアラビアに勝つ。今日のような試合をすれば、日本が間違いなく勝つと思う」と期待を寄せていた。
 
 メルボルンからジッダへ、オーストラリア国民の祈りは届くのか……。
 
 サウジ対日本の一戦は、日本時間の深夜2時半キックオフだ。