髄膜炎で四肢を失った女児、義足を付けて再び歩き出す(画像は『Inside Edition 2017年9月1日公開 YouTube「3-Year-Old Girl Who Lost Arms and Legs to Meningitis Takes First Solo Steps」』のサムネイル)

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1歳の誕生日を間近に控えた我が子が歩き始めたのを見て喜んだのも束の間、髄膜炎と診断された愛娘は助かるために四肢を切断せざるを得なくなってしまった。しかし現在3歳になった女児は、寄付金によって購入した新たな義足を装着し、自力で再び歩き出すことができたという。『Mirror』『The Sun』『Inside Edition』など複数メディアが伝えた。

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英サマセット州バースに暮らすフリーヤ・ホールさん(23歳)とロス・アレンさん(25歳)のひとり娘ハーモニー=ローズちゃん(3歳)は、生後11か月の2014年に髄膜炎を患い、生存率が10%と宣告を受けた。ハーモニーちゃんが初めて歩いた10日後に襲った悲劇だった。

その後、ハーモニーちゃんは両肘から先部分と両膝下を切断され、NHS(英国民保健サービス)の義足を付けていたが、うまくフィットせず装着することを嫌がった。そこで両親は2,000人近くの寄付者から集められた募金を使い、ハーモニーちゃんのためにドーセットにある整形外科クリニックで義足を作ってもらった。

10,000ポンド(約140万円)の義足は、生身の脚のような感覚でハーモニーちゃんにピタリとフィットした。立ってバランスを取ることも以前ほど困難ではなくなったハーモニーちゃんは、新しい義足をつけて再び自力で数歩踏み出すことができ、その映像がFacebookアカウント「Hope 4 Harmonie」に投稿されると大きな反響を呼んだ。娘が生後10か月の時以来再び1人で歩いた瞬間を見て、歓喜の声をあげたフリーヤさんはこのように話している。

「新しい義足は娘のバランスと歩行をしっかりとサポートしてくれます。来年から学校に通う予定なので、今からこの義足で練習して慣れてくれればと思います。これまで、娘は手を繋いでもらったり歩行器を使って歩くことができたのですが、この義足が娘に『1人でも歩くことができるんだ』という自信を与えてくれればという気持ちです。義足にはユニコーンと虹がデザインされていて、娘はこのユニコーンの魔法で歩くことができると思っているようです。まだまだ慣れるまでには時間がかかりますが、いずれブレードを使いこなすようになれば、公園でお友達と一緒に走ったりして遊ぶこともできるようになるでしょう。頑張っている娘をとても誇りに思うし、希望を持ち続ければきっと歩けるようになると信じています。」

フィジオセラピストのメアリー・テッブ医師も「ハーモニーちゃんの場合、腕の欠如によりバランスが崩れて倒れても自分を支えることができず困難ですが、これまでの歩行訓練はとても順調です」と語っている。ハーモニーちゃんが18歳になるまでは、成長に合わせて半年に1度は交換しなければならないだろうとされる高額な義足費用のために、家族は引き続き寄付を募っているようだ。

画像は『Inside Edition 2017年9月1日公開 YouTube「3-Year-Old Girl Who Lost Arms and Legs to Meningitis Takes First Solo Steps」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)