マクドナルドが9月5日〜10月31日までの2か月間、全国の店舗でクルー(従業員)の採用強化を目的とした「マックなら、大丈夫。」キャンペーンを実施します。今回特に重点を置いているのは主婦(主夫)とシニア層。このたび都内でその概要説明と「クルー体験会」が実施されるというので行ってきました。

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概要説明会に登場したのは、日本マクドナルド人事本部本部長の長敦子さん、ゲストとしてタレントの松嶋尚美さん、東京大学大学総合教育研究センターの中原淳准教授、そして自身も主婦であるマクドナルドの店長さんとクルーの方。長さんによると、マクドナルドは様々な人が快適に働けるようになっており、週1日、2時間からでも働くことが可能だといいます。また、業務も細分化されていて教育制度も充実。細かいマニュアルや、全時間帯にその時の責任者である「シフトマネージャー」が存在し、判らないことがあったり不測の事態が生じても安心して対応できる状態になっているとのこと。店舗に掲示されるキャンペーンポスターのモデルも、実際に働いている主婦やシニアのクルーだそうです。「私たちの強みは、多様性を受け入れることです」と強調していました。

■働きたいけど働けないでいる女性の潜在労働力は315万人、うち主婦層が180万人を占める

中原准教授からは、「働きたいけど働けないでいる女性の潜在労働力は315万人、うち主婦層が180万人を占めるというデータが。これから人手不足の傾向は強まっていくので、働きたいけど様々な理由で働けないでいる主婦層の方々が働きやすい環境を作っていくことが重要」だと解説がありました。そのためには、子供の体調急変などに対応できるフレキシブルな勤務形態、世代間のギャップを埋める努力などが必要だといいます。

ここでゲストの松嶋さんが、実際にクルーとしてチーズバーガーを作ってみることに。クルーの方の指導を受けつつ、丁寧に作っていきます。この指導法は実際に新しく入ってきたクルーを指導する時とまったく同じとのこと。体験した松嶋さんは「裏でこれだけ色々としていたことに驚いた」と話していました。


場所を移して、今度は一般の主婦の方を対象にした「クルー体験会」の様子も見せてもらいました。まずは紙芝居形式で、勤務の一例を説明してもらいます。参加者の皆さんは、時給が1分単位で計算されることに驚いていました。次に実際にキッチンに入り、チーズバーガーを作っていきます。やはりクルーの方から丁寧な指導を受けて、ひとつひとつ丁寧にこなしていきます。家庭科の授業みたい、という感想も聞かれました。

今回の参加者は、この店舗で働くクルーの方の同級生やお友達がメインでした。このクルーの方は今年55歳になりますが、すでに17年の豊富な経験をもつベテラン。働き始めたきっかけは、母親の介護でヘルパーの資格を得るために受講する講座の授業料を稼ぎたい、ということで、都合に合わせてフレキシブルに働けるマクドナルドを選んだんだそう。働きやすいシステムだったこともあり、母親が他界した後もずっと続けているそうです。お友達も実際に体験してみて、働きやすいということを実感したようです。その人の事情に合わせて、きめ細かく配慮してくれるというのは、大きな強みといえるでしょう。

(咲村珠樹 / 画像・編集部撮影)