多種多様なパーツを組み合わせて不思議な移動体「モビルモ」を作り、惑星の中を探検するという異色のスマホゲーム「モビルモ(Mobilmo)」(iOS/Android対応、無料)。リリース元はなんとあのトヨタ自動車とWEBサービスなどを手がけるチームラボのタッグということで注目が集まっています。

↑Android、iOS対応アプリ「Mobilmo(モビルモ)」

 

モビルモは、子どもたちにインターネット上で“未来のモノづくり”を体験してもらうことを目的に開発されましたが、子どもから大人まで楽しめるよう、自分のモビルモを組み立てて動かすといった簡単なことから、オリジナルパーツの開発といった複雑なことまで、様々なことができるように設計されています。今回は、この「モビルモ」がどんなゲームなのか、実際にプレイしてみた感想とあわせて紹介します。

 

モビルモって何をするゲーム?

モビルモの舞台となるのは、架空の惑星「コスモビ」。コスモビはファンタジー感あふれる9つのエリアに分かれており、それぞれ地形や配置されているオブジェクトに特徴があります。この惑星コスモビを冒険することにより、ほかのプレイヤーが作ったモビルモと出会ったり、自分の作ったモビルモでミニゲームを楽しんだりすることが、このアプリの主な遊び方です。

↑惑星「コスモビ」。行きたいエリアを選んで「GO」!

 

不思議な移動体「モビルモ」を作成する

では、コスモビをどうやって冒険するか。まずは自分オリジナルの「モビルモ」を作ることから始めます。モビルモは、胴体ともいうべき「コアパーツ」、移動するための駆動力など、様々な動作が可能な「アクションパーツ」、モビルモを個性的なデザインにするための「ノーマルパーツ」の3種類を組み合わせて作ります。

↑「+」マーク同士をドッキングさせることでコアパーツ(右)にアクションパーツを装着することができます

 

 

↑パーツは100種類以上あり、オリジナルパーツを作成することも可能です

 

惑星内を移動して他のモビルモと出会う

自分のモビルモが完成したら、さっそくコスモビを冒険してみます。操作は、モビルモを制作時にあらかじめ指定したX、Y、A、Bのボタン操作で行います

↑右下のボタンをスワイプしてモビルモを操縦します

 

惑星コスモビには、ほかのプレイヤーが作成したモビルモも存在しています。これは「ゴースト」と呼ばれるもので、実際にプレイヤーが操作しているわけではなく、一度、コスモビに降り立ったモビルモが自動で動き回っているのです。

 

出会ったモビルモをタップすると、作成したプレイヤーのニックネームやステータスなどが表示されます。その際に、そのモビルモが装着しているパーツのクローン(コピー)をもらうことができる場合があります。受け取ったパーツは自分のモビルモに装着することが可能。より多くのモビルモに遭遇することで、自分のモビルモのパーツをどんどん増やすことができるのです。

↑ほかのプレイヤーのモビルモを見つけたらタップしてみましょう

 

↑モビルモを作成した人のニックネームや称号などを閲覧することができます

 

↑稀に出会ったモビルモのパーツのクローンを入手することがあります

 

新しいパーツを自作して自分だけのモビルモを作る!

モビルモを構成するパーツのなかで、移動やジャンプなど、動作しない「ノーマルパーツ」は、実は自分でプログラミングすることにで、様々な動作をする「アクションパーツ」を作り出す素材となっています。

↑エキスパートの「アクションパーツを作成」を選ぶと、独自のアクションパーツを作成することができます

 

↑パーツをどう動かすかを選択します

 

↑タイムラインで動作をプログラミングします

 

↑パーツを組み合わせてモビルモを作成します。カラーリングや詳細な角度調整を行います

 

しかし、アクションパーツは上手く作らないと、まったく動作しない「置物」として認定されてしまいますので、パーツのチョイスやアクションのプログラミングに注意が必要です。

 

モビルモは大人も楽しめる?

このモビルモですが、世界を滅ぼすラスボスも出てこなければ、ほかのプレイヤーとの会話もなく、ひたすらパーツを増やして自分のモビルモを強化していくのが目的なので、ややもすると少し地味な印象も。ミニゲームも用意されていますが、あくまでオマケなのでやりこむほどではありません。

 

個性的なモビルモを作成して、ほかのプレイヤーからの人気を集めて称号を得たり、ほかのモビルモと出会うことで経験値を貯めてランクアップするなどのソーシャルな要素もわずかながら含まれていますが、SNSを活用している大人にとってはやや物足りなく感じるかもしれません。

 

また、パーツの組み合わせの自由度が高いぶん、プレイ開始時はモビルモの作成に少々戸惑うことも。特にアクションパーツを自作する際には、まともに動かない場合も多く、実用できるかどうかを確認するためには、パーツを完成させてモビルモにドッキングさせてみなければいけないのが煩わしく感じました。例えば、うまく動作しない場合はパーツの作成時に警告が出てくれたりすると手間が省けるのではないでしょうか。

 

しかし、パーツの種類の豊富さや組み合わせの自由度、簡易ではありますがプログラミングの楽しさなど、遊び心をかき立てられる要素が秘められているので、プラモデルやラジコン世代、ロボットプログラミングを雰囲気だけでも味わいたい人は、無料でプレイできるので試しに遊んでみてもいいでしょう。

 

今後、アップデートによってゲーム性や動作安定度に磨きがかかり、完成度が高まっていくことを期待したいところです。