ロシア・モスクワにある米大使館(2017年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシアと米国の外交的な対立が続く中、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は5日、ロシアに駐在する米国の外交官らをさらに最大で155人国外退去させることができるとの見方を示した。

 プーチン大統領は、中国南部福建省(Fujian)のアモイ(Xiamen)で開催された新興5か国(BRICS)首脳会議後の記者会見で「われわれにはモスクワ(Moscow)に駐在する米国人外交官の人数を決める権利がある。しかし当面はその権利は行使しない」と語った。

 先にロシア政府は米国に対し、9月1日までにロシアに駐在する外交官らの人数を、米国に駐在するロシアの外交官らと同じ455人まで削減するよう命じていた。

 ロシアの駐米外交官ら455人という数字には、ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部に派遣されているロシア政府代表団155人が含まれていることから、プーチン大統領はロシアが、駐ロ米外交官らの人数をさらに「455人から155人を引いた」300人にまで削減させることができると説明した。

 米ロの対立が長期化する中で、米国政府もロシアに対し、サンフランシスコ(San Francisco)の領事館とそれぞれニューヨーク(New York)とワシントン(Washington D.C.)にある外交施設を2日までに閉鎖するよう求めていた。
【翻訳編集】AFPBB News