5日、サッカー・ロシアワールドカップアジア最終予選の最終戦を前にした記者会見で、韓国代表のシン・テヨン監督が対戦国のウズベキスタンの記者の質問に激怒する一幕があった。資料写真。

写真拡大

2017年9月5日、サッカー・ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選の最終戦を前にした記者会見で、韓国代表のシン・テヨン監督が対戦国のウズベキスタンの記者の質問に激怒する一幕があった。韓国・ソウル新聞などが伝えた。

シン監督は4日(日本時間)、ウズベキスタン・タシケントのブニョドコルスタジアムで行われた記者会見に出席、ウズベキスタン戦への意気込みを語った。会見でウズベキスタンの記者から「プレーオフへの準備をしているか」との質問を受けたシン監督は、「全く準備していない。ウズベキスタンに勝つために来たのだから、そんなことは考えてもいない」と丁重に回答した。しかしこの記者はなお「韓国は結果によって(プレーオフに進む)可能性が高いのではないか」と質問を続けた。これに対し、シン監督はあきれたように「可能性は一切考えていない。有利な立場なので、可能性に関係なく試合に備えている」と答え、「ウズベキスタンに勝つために来た」と改めて強調した。

しかし同じ記者の次の質問に、シン監督はとうとう平常心を失ったという。記者が「韓国は最終予選のアウェー戦で1勝もしていない。(シン)監督就任後にも勝利がない。それでどうして勝つと自信を持てるのか」と畳み掛けると、監督は「何言ってんだ。勝つために来たんだ」と激怒して返した。

このやりとりに、韓国のネットユーザーからは「勝ちに来たのになぜアウェーで1勝もできていないのか。記者の言葉は間違ってない」「だったらその覚悟でイランに勝てばよかったんだ」「ウズベキスタンの意図に簡単にやられてしまうとは。国家代表の指導者があんなに冷徹さや平常心がないなんて…」など記者の言葉を冷静に受け止めるコメントが多く寄せられている。

また一方で「就任後に確かに勝ってないけど、負けてもいないよ」「今回は絶対に勝って鼻をへし折ってやれ!」「それもこれもシュティーリケ(前監督)のせい。今度こそ勝ってプライドを取り戻そう」との声も。

この他、「こんなことを言われるまでになるとは恥ずかしい」「ウズベキスタンにまで冷やかされるレベルに没落した」など、韓国サッカーに対する嘆き節もみられた。

韓国−ウズベキスタン戦は、6日午前0時に同スタジアムでキックオフの予定。韓国はこの一戦に勝てばグループ2位でW杯本大会へのチケットを手にすることができる。(翻訳・編集/松村)