先日行われたチェコ戦では、ファンによる不適切な行動が問題となったが、しかしシュトゥットガルトでの試合では平和的、かつ盛大な盛り上がりをみせ、ドイツサッカー連盟のグリンデル会長も「これぞサッカーの試合だ」と胸を張った。

ユリアン・ドラクスラーは「僕たちは、ファンのみんなが満足して家路につけるよう、全力を尽くしたよ」と述べ、「もちろん勝ち点を取りに行ったけどね。いいシグナルを送りたかったんだ」と言葉を続けた。

そのドラクスラーは前半17分に、その完売となった5万3千人を超えるファンたちの前で追加点を決めて見せたのだが、しかし代表ではいいシーズンを切ったのとは裏腹に、所属するパリ・サンジェルマンでは厳しい立場へとおかれている。

開幕からリーグ戦4試合で出場した時間はわずかに19分間となっており、「サッカーに飢えていた」と明かした同選手は、ただその一方で移籍については考えにないことも強調した。

「パリでは本当にとても、居心地よく過ごしているんだ。それはこれからもそうだと思う。最高の選手の1人であるネイマールや、最高の才能であるムバッペも獲得しているけど、それはどのクラブにだって起こりうるものだし、バイエルンだってレアルだって、前線には4・5・6人が控えている状況なんだから。移籍は考えにはないよ」

加えて、パリ・サンジェルマンでは「チャンピオンズリーグや国内カップ戦」などでも、数多くの試合が控えており、定位置争いを受け入れ、そしてパリ・サンジェルマンで戦い抜いて行くことを誓っている。「チームメイトらと仲良くなって行くのが楽しみだし、今季僕たちはスペクタクルなことを演じられると思う」

その出来事とは、チャンピオンズリーグのグリープリーグで同組となったバイエルン・ミュンヘン戦で怒るかもしれない。「これまで僕はバイエルンとは格下のチームとしてしか戦ったことがなかった」というドラクスラーは「今度は同じ目線で戦うことができる。2試合ともにとても面白い、いい試合が期待できると思うね」と意気込みを示した。