仏東部フォルバックの小学校を視察に訪れたエマニュエル・マクロン大統領(2017年9月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス各地で4日、貧困地域の小学校における教育水準を高める目的で1学級の人数を12人に縮小する制度が始まった。少人数学級制度は、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が大統領選で公約の目玉の一つとして掲げていた。

 少人数学級制度が「優先的」に導入されたのは、古くから学業成績が低く貧困率の高い地域の小学校で、5〜6歳児の学級が対象。フランス全土の計2500の学級で、児童数が現行の25人から最小で12人まで縮小された。

 マクロン氏は大統領選で教育制度の不平等に取り組むと約束していた。小学校で夏休みが終わり新年度初日を迎えたこの日、同氏は東部フォルバック(Forbach)の小学校を視察に訪れた。

 パリ(Paris)に本部を置く経済協力開発機構(OECD)の学力調査では、フランスの順位は加盟国中27位。調査は15歳を対象に読解力や数学などをテストするもので、フランスの教育制度についてOECDは、優秀な生徒には有効である一方で基礎学力の低い生徒に対応できておらず、学力格差が生じていると分析している。
【翻訳編集】AFPBB News