男性と女性では片思いをしているときの考え方に、共通する部分と、異なる部分があります。

まず、共通する部分について、筆者が数多くの恋愛相談を受けてきたなかで感じるのは、男性も女性も片思いをしているときは、ほぼ全員が「客観的な判断」ができていないということ。もちろん、恋は盲目と言いますし、それが醍醐味でもあるのですが……。

客観的な判断ができない、と言いましたが、その具体的な内容は男女で違いが見られます。ここからはその違いについて説明し、結局女性は片思いのときにどうすべきか? を考えます。

●男性の片思いは「ひとりよがりなアピール」

男性が片思いをしているときに表れる特徴としては、「自分がいかに魅力的かをアピールしたい」、そして「こういう条件を満たせば、相手は自分を好きになるのではないか」という考え方です。
また、その態度の裏返しとして、「自分は条件を満たしていないから、相手に好きになってもらえない」と最初から恋愛を諦めている人も見かけます。

残念ながら、そこには「女性が自分のことをどう考えているのか?」という視点が欠けていて、ひとりよがりな考えがあります。
「こんな自分だから好かれるに違いない」「こんなダメな自分は誰にも好かれないに違いない」というような勝手な思い込みがあり、女性からするとやれやれという感じに。
女性は自分に気がない男性に対しても、ハッキリと断ることが少なく、曖昧かつ相手に察してほしいやりとりをすることがあるので、男性側はずっと「なぜ彼女は自分と付き合ってくれないだろう?」と悩み続けるのです。

みなさんもこういった「自分が好きではない男性」にアプローチされて、困った経験があるのではないでしょうか。

●女性の片思いは「相手がどう考えているかが気になる」

いっぽう、女性に片思いをしているときの特徴は「相手が自分のことをどう思っているか」をひたすら気にします。
愛カツの恋愛相談掲示板に書かれるのは、約4割が片思いの恋愛相談。その中でほとんどの女性から「気になる男性が自分のことをどう考えているのか」「相手はこういう行動をしてくるのですが、これって脈ありなのでしょうか?」
という質問をいただきます(一部の男性も同じような質問をします)。

この質問は、女性が男性の行動パターンをよく分かっていないので、不安になったり、自分に都合の良いように考えてしまったりするのです。

一部の奥手の男性を除き、男性は気に入った女性に対しては、積極的に行動をします。LINEのレスも早いですし、積極的に誘ってきます。(最近は積極的に誘ってくるけれど、告白だけは相手にさせようとする男性もいますが……)
男性がはっきりしない対応をしているな、と女性が感じるときは、たいていのケースで脈なしです。

しかし、それを信じたくないですし、相手のことがよく分からず不安になってしまうために、脈が無いとしても、自分の好意を相手に「察してほしい」行動を取ってしまいます。さきほども言った通り、男性は察してくれることはほとんどありません。その結果、片思いからなおさら抜けられない悪いループに陥ります。

●いずれにせよ女性から積極的に態度に示したほうがいい

結局のところ、片思いの場合では女性から積極的にアプローチをすべきです。
自分の気持ちを察してほしいと思っても、察してもらえることはほぼないので、自分から好意を持っていることをアピールしないと進みません。また、最近では草食系男子も増えているので、男性からはアプローチしてこないこともあります。

つまり、どの状況でも「待っているだけ」では恋の進展はないケースがほとんど。時間だけが経過してしまい、片思いが実らない場合は時間を無駄にしてしまうことになってしまいます。

*

最後に、片思いのときのコミュニケーション方法について思う所を一つお伝えします。
最近コミュニケーションの主流はLINEですが、普段は便利なLINEも男女関係のやりとりとなると既読/未読無視など、憶測が憶測を呼んでしまい、みな不安になっているように感じます。特に片思いの時期は、冷静な判断がどうしてもできないですから、戸惑いも倍増します。
近くにいる相手なら、できるかぎり、直接会うもしくは電話することを中心にした方が片思いの悩みは減ると思います。(恋愛結婚学研究所長/新上幸二)

(愛カツ編集部)