予選から出場のカネピがベスト8進出の快挙[全米オープン]

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「全米オープン」(8月28日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、カイア・カネピ(エストニア)が、ダリア・カサキナ(ロシア)を6-4、6-4のストレートで下し、ベスト8に進出した。

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去年の今頃、カネピは9月の午後を、犬の散歩で過ごしていたように記憶している。あるいは、本を読んだりして。それが、今年はどうだろう。

カネピは過去2シーズンの大半を、体調不良のためにプロテニス・ツアーから離れており、ランキングは418位まで落ち込んでいたにもかかわらず、全米オープン準々決勝まで駒を進めたのである。予選から勝ち上がった女子選手としては、36年ぶりの快挙だ。

「ここまで来られたこと、そして、こういう重要な試合でまた戦えていることを、とても誇りに思っています」と、32歳になるカネピは言う。

カネピは月曜日に行われた4回戦で、38位のカサキナを、6-4、6-4で下した。カネピほど低いランキングで全米オープンの準々決勝まで勝ち進んだ選手は、初めてである。

カネピは、プロテクト・ランキングのおかげで予選出場が可能となり、予選3試合を勝ち進んで本戦入りを果たした。
カネピが最後にグランドスラムに出場したのは2015年で、全豪オープン、全仏オープン、及びウィンブルドンでは1回戦で、全米オープンでは2回戦で敗退している。それ以来、両足裏の怪我や、単核球症を引き起こすことで知られるウィルス感染などで、数カ月間ツアーを離れることが重なった。

グランドスラムで準々決勝に勝ち残ったのはこれで6度目で、2013年のウィンブルドン以来となる。過去のグランドスラムでは、5度とも準々決勝で敗退している。

カネピは、復帰を果たしたグランドスラムでこれほどの成績を修めることのできた自分に「感嘆している」と話す。
「私は諦めるのが好きじゃないってことを表してると思う」とカネピは言う。

(C)AP(テニスデイリー/ワウコム)

※写真は「全米オープン」でベスト8に進出したカネピ
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 04: Kaia Kanepi of Estonia returns a shot against Darya Kasatkina of Russia in their fourth round Women's Singles match on Day Eight of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 4, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)