アルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】

写真拡大

チリ代表MFビダルが“スーパーゴール”で代表引退示唆「俺が去る瞬間はもうすぐそこだ」

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会を目指した予選で豪快すぎるオウンゴールが決まり、ミスを犯した選手に批判が殺到。「俺が去る瞬間はもうすぐそこだ」と代表引退を示唆する騒動に発展している。まさかのシーンは米FOXスポーツが公式インスタグラムに動画付きで紹介し、ファンから「今季ベストゴールじゃないか?」と皮肉の声が上がっている。

 ストライカーさながらの仰天オウンゴールを喫したのは、世界屈指のダイナモとして知られるチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルだ。

 31日(日本時間9月1日)に行われた南米予選のパラグアイ戦。前半24分、右サイド後方からのFKに飛び込んで頭で合わせ、強烈なヘディングでネットを揺らした。あまりに華麗なビューティフルゴール。しかし、ゴールを決めたビダルは喜ばない。それも当然。自陣のゴールに決めてしまったからだ。

 痛恨のミスを犯したビダルは、周囲でチームメートが頭を抱える中、あおむけに倒れ込み、呆然としていた。そして、この先制ゴールから崩れ、チームは0-3の完封負け。W杯出場へ向け、痛い星を落とした。

ファン皮肉「模範としよう、OGということ以外は」「これがワールドクラス」

 この模様を米FOXスポーツは「アルトゥーロ・ビダルはクリアしてコーナーに逃げようとした…そしてオウンゴールを決めた」と動画付きで紹介。するとファンから皮肉交じりのコメントで溢れた。

「さすがは世界で10本の指に入るトッププレーヤーだ。ものが違うな」

「他が霞んでしまうゴールじゃないか」

「お手本のようなヘディングだ。模範としよう、オウンゴールということ以外は」

「これがワールドクラス」

「偶然でこんなシュートが決めれるかな…」

「今季ベストゴールじゃないか?」

騒動はとどまらず代表引退騒動に…各国で続々報道「OG後に代表引退を示唆」

 さらに、海外メディアもインド紙「Manorama Online」は「このビダルのスペクタクルなオウンゴールに打ち勝てる者なんているのか?」、米NBCスポーツは「チリのビダルが救いとなるヘディングを叩き込んだ…オウンゴールとして」、スペイン紙「マルカ」は「アルトゥーロ・ビダルがオウンゴールを叩き込み、批判の的に立候補」などと見出しを打って報じた。

 しかし、騒動はこれに留まらなかった。批判を受け、当のビダルはインスタグラムで怒りのメッセージを掲載した。

「今、悪意に満ちた全ての国民どもは幸せになることだろう。心配するな、俺が去る瞬間はもうすぐそこだ」

 よほど我慢ならなかったのだろうか。代表ユニホームを脱ぐとも取れるコメントを綴り、英紙「デイリー・メール」は「目を見張る最高のオウンゴール後にビダルは代表引退を示唆」と報じている。

 痛恨のオウンゴールを喫してしまったビダルだが、再び、母国のユニホームをまとい、W杯に連れて行けるのだろうか。名誉挽回に期待したい。