【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は5日、北朝鮮は6回目の核実験を行ったが、韓国政府が北朝鮮に対して行った軍事当局者会談と赤十字会談開催の提案は依然有効だと明らかにした。

 同当局者は記者団に対し、二つの会談が北朝鮮核問題に関するものでなく南北間の緊張緩和と解決が急がれる人道的問題に関わるものであるため、今も提案が有効だと説明した。

 二つの会談が北朝鮮核問題を巡る対話と明確に区分されなければならないとした上で、「北の状況に関係なく、会談が実現した場合は南北間の懸案を解決していくとの立場だ」と述べた。

 韓国政府は7月、軍事境界線付近での敵対行為を中止するための南北軍事当局会談と、南北に別れて暮らす離散家族の再会に向けた南北赤十字会談を提案したが、北朝鮮はこれといった反応を示していない。

 ただ、統一部は現在の状況を、対話より強い圧力をかけることで北朝鮮の態度を変化させる努力を傾けることがより重要だと判断しているようだ。

 同当局者は北朝鮮が核・ミサイルによる挑発を繰り返す理由について「北が米朝関係に集中し、南北関係については様子見の姿勢を取っているためではないか」との見方を示した。