大型ハリケーン「イルマ」、勢力強めカリブ諸島と米南部に接近へ

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[4日 ロイター] - 米国立ハリケーン・センター(NHC)は4日、カリブ諸島と米南部へ向かって進んでいる大型ハリケーン「イルマ」を5段階中2番目に強い「カテゴリー4」に引き上げた。

NHCによると、リーワード諸島の一部を含む西インド諸島や英領バージン諸島と米領バージン諸島、プエルトリコにかけての一帯が5日夜までに暴風と豪雨に見舞われる可能性がある。

イルマは現在、時速215キロメートルの暴風を伴い、その後は米東海岸とフロリダ州へ向かうと予想されている。この地域では4日、非常事態宣言が出された。NHCは、イルマが9日にフロリダ州南部に到達するとの見通しを示した。

NHCは「今週後半から週末にかけてフロリダ半島とフロリダキーズ(フロリダ州南端沖の島々)にイルマの影響が及ぶ可能性が高まっている。また米南東部の海岸では週後半に高波と時化(しけ)の影響が出始める」と説明した。

NHCによると、イルマは今後48時間で勢力を一段と強めるとみられ、「今週中に危険性の強い大型ハリケーンとしてヒスパニオラ島とタークス・カイコス諸島、バハマ、キューバに直接影響する」可能性がある。

米領バージン諸島セントトーマスの食料品店は4日、水や缶詰食品、電池などを買い求める人が押し寄せ、客足は普段より5割程度多かったという。

米自治領プエルトリコ政府は4日、ハリケーンに備えて非常事態を宣言した上、自治領警備隊が出動できる態勢を取った。人口340万人の同自治領には456カ所の避難所があり、6万2100人を収容できる。

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