妙義龍(右)に攻め込まれる稀勢の里

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 大相撲の二所ノ関一門連合稽古が5日、東京都江東区の尾車部屋で行われ、2場所連続途中休場の横綱・稀勢の里は一門外から参加した十両・妙義龍(境川部屋)、新十両の矢後(尾車部屋)と13番取って10勝3敗だった。

 まずは妙義龍を相手にし、7番で4勝3敗。左上腕などに不安を抱える和製横綱は、妙義龍の右おっつけで左差しを封じられると、反撃できずに後退するなど、依然として本調子とはいえない動きだった。その一方で、頭から当たる立ち合いは迫力十分で、一撃で妙義龍の体勢を崩した。

 関取との稽古は前日の二所ノ関一門連合稽古(二所ノ関部屋)で再開したばかり。前日との違いを問われると「あまり変わらない」と淡々と話した。頭から当たる立ち合いについては「もともといろんな形があるから」と答えた。

 妙義龍とともに参加した豪栄道(境川部屋)は高安と大関同士の三番稽古を行い、7勝3敗と勝ち越した。相手の懐に入ってからの鋭い出足が目立ち、「状態はいい。自信を持ってやるだけ」と手応え十分の様子だった。1日の横綱審議委員会の稽古総見に続いて豪栄道に負け越した高安は「内容がよくないし、攻め手が足りない。あまり勝てなかったから、単純に悔しい」と納得のいかない稽古となった。