アフリカ中部チャド湖で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の攻撃を逃れた避難先から帰還した住民たち(2017年7月22日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】ナイジェリアとカメルーンでイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が攻勢を強めており、両国における4〜8月の死者数がそれ以前の5か月間の2倍に当たる約400人に上ったことが分かった。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が5日、発表した。

 特に増加しているのが自爆攻撃で、両国で少なくとも381人が死亡している。自爆攻撃は若い女性や少女が利用され、人混みでの自爆を強制されるケースが多い。

 アムネスティの西・中央アフリカ支部長、アリウヌ・ティン(Alioune Tine)氏は「ボコ・ハラムは再び大規模な戦争犯罪を行っている。可能な限り大勢の人々を殺害することだけを目的に少女たちに爆弾を装着させるという悪行がその例だ」と非難した。

 アムネスティによると、ナイジェリアではボコ・ハラムの攻撃で4月以降に少なくとも民間人223人が死亡。実際の犠牲者数はこれを上回る可能性があるという。

 2009年以降、ナイジェリアでの犠牲者は少なくとも2万人に上り、260万人が住む家を追われている。
【翻訳編集】AFPBB News