画像は「ローチケHMV」スクリーンショット

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ローソンチケットで当選したミュージカルのチケットが入金後にキャンセルされたという訴えがTwitterに投稿され注目を集めている。ローソンHMVエンタテイメントはこの訴えについて、調査しているが「事実の確認ができない」とコメント。双方の主張に食い違いが出ている。

申告者によると、入金が完了したはずのチケットについて、ローソンチケットからのキャンセルになったというメールを受信。電話で確認したところ、申告者からのキャンセル依頼はないが、キャンセルされていることは事実でチケットは用意できないとのこと。原因究明には2週間ほど掛かり、支払った代金については返金するという説明を受けた。

申告者は、これらのローソンチケット側とのやり取りを書き起こしTwitterに投稿。また、「当選」と記された抽選結果や、キャンセルメールのスクリーンショット、チケットを購入した際のレシート画像も投稿。同様のトラブルに見舞われたことあるという声も複数寄せられ、7万リツイートを超える大きな反響となっていた。

これを受けて、ローソンHMVエンタテイメントは4日、ホームページに「ミュージカル『刀剣乱舞』に関するツイートについて」というコメントを掲載。申告者の領収書の検収印やレジ番号から、店舗を特定し取引実績等を調査中であるとした上で、「現在のところ実績データ等から事実の確認はできませんでした」と状況を報告した。また、「入金後のキャンセルやカスタマーセンターへのお問い合わせの事実も確認できませんでした。」と、問い合わせがあったこと自体も否定。「今回SNSにて発信された情報と、弊社の理解との間に相違がある可能性がございます。弊社では、本件に関して、さらに調査を行う用意がございますので、大変お手数ですが、下記カスタマーセンターへご連絡いただけますようお願い申し上げます。」と呼びかけた。

ネット上では、申告者の領収書に「チケット代として」という文言がないことから、店舗のレジミスで未入金になったのではないか、ローソンチケット側のダブルブッキングだったのではないかなど、様々な可能性が指摘されている。