ベルギー代表FWミララスが古巣・オリンピアコスへの復帰を希望していたことを告白「エバートンは耳を貸さなかった」

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▽エバートンに所属するベルギー代表FWケビン・ミララス(29)が今夏の移籍市場でオリンピアコスへの復帰を希望していたことを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』がギリシャメディアでのインタビューを引用して報じている。

▽ミララスは、2012年8月にオリンピアコスからエバートンに加入した。昨シーズンは、プレミアリーグで35試合に出場して、4ゴール6アシストを記録。2015-16シーズンでの11位という結果を越える7位への上昇に貢献した。しかし、今シーズンは元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(31)やU-21スペイン代表FWサンドロ・ラミレス(21)の加入が影響し、ここまで行われたプレミアリーグの3試合で出場時間がわずか13分にとどまっている。

▽伝えられるところによると、今夏の移籍市場でウェストハムがミララスのローンでの獲得を画策していた模様。さらに、移籍期間の最終日には古巣であるオリンピアコスも獲得に動いていたとのこと。しかし、エバートン側は両チームのオファーに対して、拒否していたようだ。

▽そんな中、3日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選グループH第8節のギリシャ代表戦(2-1でベルギーが勝利)後、ミララスはオリンピアコスへ復帰したかったことを告白。また、近い将来同クラブへ復帰することを、イギリスメディアを通して誓っている。

「本当にオリンピアコスに戻りたかったんだ。僕らは、オリンピアコスのエバンゲロス・マリナキス会長も含めて、お互いに納得のいく取引を行うために最善を尽くしたんだ。ただ、エバートンはそれに耳を貸さなかった」

「ホームに帰れなかったことを悲しく思う。近い将来、実現すれば良いんだけどね。エバートンに移籍する時に、多くのメッセージをくれて送り出してくれたオリンピアコスのサポーター全員に感謝したい。僕がオリンピアコスを愛していることを彼らには知っていてほしいんだ。そして、僕がかつて言ったように、いつかはオリンピアコスに戻るよ」