LoVendoЯの田中れいな。ミニアルバム「Яe:Start」では3曲を作詞し、リーダーとして新生LoVendoЯを引っ張って行く彼女にインタビュー!(後編)

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モーニング娘。OGの田中れいながリーダーとして引っ張る、3人組ガールズユニットLoVendoЯ。7月には全国ツアーを開催し、9月6日(水)には4枚目となるミニアルバム「Яe:Start」をリリースする。作詞も精力的に行う田中を、ゲスト出演した「C3AFA TOKYO 2017」(8月25日)のイベントステージ後に直撃したインタビュー後編。作詞への気持ち、新生LoVendoЯへの意気込みなどを聞いた。

【写真を見る】田中れいな(左)と岡田万里奈(右)のツインボーカル、ギターの宮澤茉凛(中)の3人体制となった新生LoVendoЯ。新曲はバラエティに富んでいる

LoVendoЯは昨年9月にツインギターの1人だった魚住由紀が卒業し、現在は田中れいなと岡田万里奈のツインボーカル、ギターの宮澤茉凛という3人体制にシフト。「Яe:Start」は新生LoVendoЯの始動を告げる、ファン待望の新譜になっている。

【LoVendoЯ・田中れいな、新曲の1つはぜ〜んぶ“れいな語”!つんく♂さんはホントに天才だ!! より続く】

■ やっぱりモーニング娘。が大好きなれいな

――ミニアルバムには3曲ですが、新曲・既存曲にも未収録の田中さん作詞曲は他にもあります。今、作詞は楽しいですか?

楽しいんですけど、なんか、仕事が忙しくて、追い込まれている時に作詞するほうが楽しく書けるタイプだなって気づきました。自分の時間がいっぱいある時って、グータラしちゃって頭が全然働かないんですよ。何書けばいいか、テーマも浮かばんし。でも追い込まれるとスイッチが切り替わって、そうなるとババッと決められるんですよね。

ちょうど「シンデレラタイム♪」を書いた時が、「悪ノ娘」のミュージカル期間中だったんですね。その時に、普段触れ合わない外部の方たちと1ヵ月くらい一緒にいたから、人間観察しながらそれを歌詞に取り入れたりとかも出来て。そういうのもひっくるめて楽しかったし、全部が運だったなって思います。

――今は自分たちLoVendoЯのための作詞活動ですが、ゆくゆく外部に、それこそハロー!プロジェクトのグループに、というような思いはありますか?

えぇー!? そんなの考えたことなかったなぁ。自分の歌詞がイケてないというのを自覚してるから、外部に渡す自信なんて全然ないです。今は自分が表現したい歌詞を書いているからいいんですけど、外部用に求められるものって違うじゃないですか。責任重大だし、今のれいなじゃ全然力不足だろうし。でも、書いていいなら一生懸命書くので歌ってほしいですね、モーニング娘。に。

――佐藤優樹さんや工藤遥さんへのソロ曲とかどうですか? 田中さんは人間観察が鋭いので、個人を対象にした曲はハマりそうな気がします。

ソロを書くなら、「れいなと1日デートしよ♪」って言います(笑)。

――2人はそっちのほうが喜びそうですね(笑)。MVになった前山田健一さん作詞作曲の「ぶっぱなせ!Baby, I Love ya」は、メンバーそれぞれも作詞をして提出したと聞きました。コンペの上で、前山田さんの詞に決まったのですか?

これ、まだどこにも言ってないんですけど、私が書いたのも中に使われてて、歌詞カードをもらったときに「あれ?」ってなったんですよ。「れいな書いとったよな、この歌詞?」っていうのがあって。でも聴いてみて、上の方たちはそういうのを踏まえて曲を作りたかったのかなって思いました。

茉凛(宮澤茉凛)とおかまり(岡田万里奈)がどういう歌詞を出したかは知らないんですけど、ヒャダイン(前山田)さんって、その人が書いた詞を読んで人柄を知るんですって。「ひさぶりのツインテール」っていうフレーズとか、ちょっとでも私に近づけて書いてくれたのかなって思うと嬉しいですね。

――田中さんはどんな歌詞を書かれたんですか?

内緒です(笑)。でもせっかく書いたので、いつかファンクラブイベント限定で披露したいなって考えてます。

――「ぶっぱなせ!」はMVも公開されています。撮影の裏話的なものはありますか?

撮影をしたスタジオがめちゃくちゃ可愛くて、「これがインスタ映えか」って感動しました(笑)。あとはバズーカですね。MVの中でバズーカをぶっ放してるんですけど、弾が本番用の2発しかなかったんですよ。練習用も予備もなくて、「失敗できんちゃん!」って。めっちゃ怖くて、撮影で一番緊張したし、あの月イチの緊張でした。もう手汗がハンパなかったです。

れいなビビリなんで、黒ひげとかでもすっごい怖いんですよ。「どんだけ音するっちゃろ」って。バズーカなんて、普段の生活で撃つことないじゃないですか。「ホントにホントに大丈夫ですか!? 体は平気ですよね?」って何度も確認して。めっちゃドキドキしながら撃ったんですけど、MV見たらすごく楽しそうに撃ってて、いい絵が撮れました(笑)。

■ 田中れいな、LoVendoЯをもっと発信していきたい!

――3人体制になってからの初ツアー、ミニアルバムです。手応えはどうでしたか?

私はすごく楽しいです。3人になって、自分が動きたいように動けるようになったというか。正直言うと、4人の時は、「うざいかな?」「邪魔にならんかな?」って、ギターの2人に遠慮しながら動いてたんですよね。それにボーカル2人でセンターを割ってるし。ライブハウスってホールみたいにいっぱいピンがないから、照明がセンターにしか落ちないって感じなんですよ。見てる側からはどうか分からないですけど、ビデオを見てそう感じてたんですよね。

れいなとおかまりで分かれて、照明の下がポツンって空いてる感じで。もったいないなってずっと思ってて。でも3人になって、れいながセンターに立つことになって。力が漲るんですよね、昔からセンター好きだったんで(笑)。皆さんからしたら立ち位置はそんなに気にならんかもですけど、私にとってセンターというのはすごく大事な事で、もちろん好きっていうだけでなくて、自分次第でライブ全体のデキが変わってくるっていう厳しい気持ちでやってるし。だけん、周りに気を遣わず、伸び伸びパフォーマンスができるようになって、すごく楽しくなりましたね。

――宮澤さんはギターが1人になった事で重圧があったと思います。田中さんから見て思うところはありますか?

いい機会だなって。今まで姉さん(魚住)がリードギターをやってくれていたから、厳しい言い方をすれば、茉凛は手を抜けるポジションだったんですよ。「難しいところは姉さんがやるからいっか」みたいな。でも、これからはそれを茉凛がやらなきゃいけなくなったわけで、それは成長できるいいチャンスだと思うんですよ。そういう気持ちがあったから、姉さんが抜けたことで1番期待したのは茉凛でしたね。

やっぱり音で分かるんですけど、「あ、意外と弾けるんだ」っていう発見があったりとか、追い込まれたらやれるんだっていうことが見えましたね。人間、誰かがいなくなってもそれを補える力は誰にでもあって、それは自分のやる気と自信で変わってくるものだと思うんです。なので、茉凛にはこれからもやる気と自信を持ってパフォーマンスしてもらいたいですね。

――これからのLoVendoЯに、リーダーとしてどういうビジョンをお持ちですか?

まずはたくさんの方にLoVendoЯのライブを見に来てもらいたいです。今、自分たちの曲を発信する場所がなかなか作れていないので、3人それぞれ、例えば今日私がアニメのイベントに出させてもらったように、そこから田中れいなやLoVendoЯを知ってもらい、ライブに来てもらえれるような活動をしていきたいですね。そうやって繋げていって、ちょっとでも興味を持ってもらえる機会を個々にいっぱい作っていって、新規のファンを取り入れて、こんなグループいたんだって思ってもらえるようにしていきたいです。

――「LoVendoЯってバンドはおもしろいぞ」って?

そうなんですけど、楽器がギターしかいないから、もうこれからはバンドって言えないと思ってます。正直今までもそうだったんですけど、バンドって名乗るのは恥ずかしい。「バンドやってるんで」って言うと、「編成は? え、バンドじゃないじゃん」って絶対返されるんですよ。だからグループとか、ユニットって言うようにしてるんですけど、だからこそいろんな対応ができるとも思ってます。

ライブではバンドにも出来るし、ユニットだけで歌を届けるっていうふうにも出来るし。3人それぞれが窮屈にならずに、やりたい事を伸び伸びやれる事を望んでいます。頑張ります!