野口みずき氏(写真:gettyimages)

写真拡大

4日放送の「くりぃむしちゅーの掘れば掘るほどスゴイ人」(日本テレビ系)で、元マラソン選手の野口みずき氏が、北京五輪断念後の失踪騒動について振り返った。

番組では、2004年アテネ五輪の女子マラソン金メダリストである野口氏を追った。2016年に結婚した野口氏は現在、夫の仕事で中国・上海で暮らしていた。

野口氏は、1カ月で1240キロ、1日40キロ以上走る猛練習で知られ、2005年にマークした2時間19分12秒の日本記録は未だに破られていない。2008年の北京五輪でも金メダルが期待されたが、1カ月で1350キロを走った猛練習がたたったのか、本番5日前に左脚肉離れのため出場辞退をしていた。

結局、北京五輪ではほかの日本勢も入賞できず、バルセロナ五輪から4大会連続で続いていた女子マラソンのメダル獲得は途絶えた。当時、野口氏には非難が集まり、「非国民」とまで呼ばれたとか。

そのため野口氏は1カ月間、姿をくらませていた。野口氏によると、カメラで追われるなど報道が過熱したため、監督の配慮で「極秘で北海道に身を潜めていた」そうだ。その後、野口氏は大会に出場するもののケガの影響などがあり、欠場や途中棄権を繰り返していたという。

それでも、2016年のリオデジャネイロ五輪選考レースに出場。23位という自己ワーストで敗れはしたものの、3年ぶりに完走した。完走後のインタビューで野口氏は、30キロ過ぎから走者も沿道の観戦者も応援してくれていたことを感じたとし「花道のようで、もう笑顔でゴールすることができました」と語っていた。このレースをもって、野口氏はマラソン選手を引退したのだった。

【関連記事】
五輪女子マラソン銀メダリスト・有森裕子氏の現在…客員教授などで後進育成
「24時間テレビ」チャリティーマラソンへの指摘に反響「ブラック部活」
元K-1ファイターの武蔵が吉田沙保里との対決で涙「怖かった」