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オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」を運営するDeNAトラベルはこのほど、「聖地巡礼」に関するアンケート調査を実施、結果を公表した。同調査は8月17〜18日、10代〜70代の男女1,020名を対象に、インターネット調査にて実施した。

アニメや漫画などの作品において、物語の舞台や、ゆかりのある場所を「聖地」と呼ぶことはすっかり定着しつつある。聖地を訪れることを「聖地巡礼」と呼び、各地での町おこしにも一役買っており、民間企業の調査によれば、都道府県によっては総合経済効果が約250億円に上ることもある。そのような背景を踏まえ今回、「聖地巡礼」についての調査を行ったという。

「あなたは物語の舞台やゆかりのある場所を実際に訪れる『聖地巡礼』をしたことはありますか?」との問いでは、年代別に見ると「はい」と答えているのは30代が最多(65.2%)となった。次いで10〜20代が64.4%と僅差で2位に。逆に「はい」と答えているのが一番少ないのは60代の36.8%になり、若い層ほど聖地巡礼の経験が多いことが分かった。

聖地巡礼経験のある人に「今までに行った聖地巡礼の回数を教えてください」と聞いたところ、1位「1回」(27.0%)、2位「2回」(23.5%)に次いで多かった3位は「10回以上」(15.4%)という結果となった。聖地巡礼経験のある人のうち、およそ6人に1人は10回以上の聖地巡礼を行っていることが判明した。

「聖地巡礼をするために海外まで行ったことはありますか?」との問いでは、全体で「はい」と答えているのは62.2%。海外の聖地へも積極的に訪れる人が多いことが分かる。また、男女別に見ると大きく違いが見られ、女性で海外まで聖地巡礼に行く人は72.1%。男性の51.8%に比較すると、女性のほうがより海外の聖地へ訪れる傾向がうかがえる結果となった。年代別に見ると、年代が上になるにつれて海外まで聖地巡礼へ行ったことがある人は多くなり、若年層ほど聖地巡礼は国内が多い傾向にあることが分かった。

「今までで一番多かった聖地巡礼のパターンを教えてください」と聞いたところ、1位は「3泊以上旅行」(32.7%)という結果に。60%以上の人が海外まで聖地巡礼を行っていることからも、3人に1人は聖地巡礼にある程度の日程を設ける傾向があるようだ。また、2位は「通りすがりに立ち寄る」(20.9%)となり、1位とは逆に身近な聖地に訪れたことがあると回答をしている。

「これまで訪れた事のある聖地と、その作品名、訪れた理由を教えてください」でもっとも多い回答を集めたのは、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台、茨城・大洗だった。ランキングは多様で、2位のオードリー・ヘップバーン主演映画『ローマの休日』以外の上位作品はすべて日本のアニメ(映画)という結果となった。

「訪れてみたい聖地が出ている作品名と、地名を教えてください」では、アニメ編、ドラマ編、映画編別に集計した結果、古くから愛される作品(映画編3位『ローマの休日』、アニメ編3位『赤毛のアン』)と2010年以降の作品(アニメ編1位『ユーリ!!! on ICE』、映画編1位『君の名は。』)が混在する結果となった。

アニメ・マンガ編で1位となった、2016年放映の人気アニメ『ユーリ!!! on ICE』は、主人公の故郷である佐賀県の唐津や、国際色豊かな登場人物の故郷が複数出てくることが上位に入ったきっかけと見られる。

ドラマ編1位は、日本でも大ヒットした海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。作中のファッションが洗練されていることから女性の人気を集めた。ドラマは全6シーズンあり、映画化もされている。

映画編では、2016年に公開され、社会現象にもなった『君の名は。』が1位に。作中には東京都内の聖地が数多く存在しているほか、岐阜県・飛騨の風景が美しく描かれていることも話題となった。

なお、ランキングに記されている聖地は公式に舞台として発表されていないものも含まれる。