筆記具……ボールペンやシャープペンシルの口径に細い・太いがあるのを、「好みの差だろ」ぐらいに考えている人、いないだろうか。

 

例えばシャープペンシルの芯は、いま普通に市販されているだけでも0.2个忙呂泙蝓0.3、0.4、0.5、0.7、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3とコンマ1亶錣澆蚤減澆垢襦もちろん、ここまで細かい区分になると“何となくの好み”もあるんだけど、そもそも「細い線で書きたい」と「太い線で書きたい」という欲求には、用途の差があるのだ。

↑細い文字は、面積あたりの情報が多くなる

 

細い線には情報を圧縮する効果がある

という書き方をすると小難しく感じられるかもしれないが、要するに「線が細いとノートにいっぱい書き込みできるでしょ」という話だ。びっしり書き込む系の勉強ノートを作るのに向いているし、あとは、アイデア出しをするのにも意外といい。線が細いと狭い余白にも書き込みができるので、すでに書いたアイデアに対して補足、さらに補足の補足、といったように、書き込みを足していけるのだ。

↑太字は情報量こそ減るが、筆記速度は上がる

 

太い線は基本的に勢い重視

対して太い線は、まずシャープペンシルの芯が太い=折れにくいので、その分だけ筆記スピードを上げることができる。黒板の板書には0.5个茲蠅發發少し太い0.7弌0.9个鮖箸Δ函効率がアップするのでオススメだ。同様に、会議の議事録づくりもそれぐらいの太さがいい。また、1日1ページタイプのような書き込み面積の広い手帳を持て余し気味な人には、かなり使いやすいはずだ。

 

今回は、筆記スピードを上げるのが眼目になっている太芯シャープで、ひとつ新製品を紹介したい。太芯でスピーディーに書けて、さらに芯の補充まで素早くできる、という新機能付きである。

↑コクヨ「鉛筆シャープ スピードイン」0.7弌0.9弌13. 各324円

 

コクヨの「鉛筆シャープ スピードイン」は、太芯シャープとして特に中高生から従来人気のシリーズに追加された、ニューアイテムだ。「スピードイン」という名前の由来は、軸の後端を見てもらうと分かるだろう。なんと後ろにキャップがなく、素通しの穴が開いているのである。

↑軸後端(尻軸の天辺)の穴に、そのまま芯を入れる

 

芯の補充は、ここからダイレクトに行う。つまり、キャップを外して、詰まってる消しゴムを取って、ようやく露出した穴に芯を入れて……といういつもの芯補充の手間がいらない、ということ。もう、見えてる穴に芯をツッと入れるだけ、なのだ。これは早い。

↑芯追加の時間ロスは2秒未満。太芯は芯折れ・芯詰まりのトラブルも少ないので、とにかく安心感が高い

 

実際に時間を計ってみると、通常の0.5丱轡磧璽廚愎弔1本追加するのに要したタイムは8.9秒。一方のスピードインは、1.8秒。その名称に嘘のない、圧倒的と言っていい高速っぷりである。板書やテスト時に「あっ、やばい芯がもう無い」となっても、2秒足らずで芯補充ができると分かっていれば、さほど焦ることもないだろう。この安心感はなかなかに素晴らしい。

↑尻軸部分だけを使って芯を通してみる。芯を途中まで挿してノック、でスムーズに芯が入る

 

そして、この穴がなかなか絶妙に作られているのだ。穴の奥の方は芯径ギリギリの直径になっており、挿し込んでいってもそのまま軸に入っていかない。芯の後端が穴のフチ(白いパーツの縁)まで到達した瞬間に、ストン、と軸内に落ちるようになっているのだ。つまり、芯を途中まで挿し込んだ状態でそのままノックすると、芯が入るという感じだ。もちろん、一度軸内に落ちてしまえば、入れた芯が戻ってくるようなことはない。

↑このラバーグリップはホールドが良く、握った時の気持ちがいい

 

このスピードイン機能以外にも、滑りにくい六角ラバーグリップや剛性の高い金属パイプ(収納式)など、スピーディーな筆記に最適な機能はそのまま、従来モデルから引き継いでいる。

 

シャープペンシルでガリガリ・グイグイと書き進めたい人なら、使ってまったく損はないと思うので、ぜひ。