VOXが再び世に送り出すプレイヤーのためのステージ・キーボード「VOX Continental」、新真空管Nutube搭載、ペダル&スタンドをセットして登場

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1960年代に登場したトランジスター・オルガン「VOX Continental」のコンセプトを現代に受け継いたまったく新しいキーボードが、再びVOXブランドから登場した。

NAMM Show 2016をはじめ多くのイベントでコルグが参考出展していたステージ・キーボード「VOX Continental」が、73鍵と61鍵の2モデルをラインナップし、いよいよ登場。1960年代のオリジナルVOX Continentalは、「バンドのキーボーディストがライブで使える実用的なキーボード」として数多くのトップ・プレイヤーに愛されてきたが、新生「VOX Continental」もそのコンセプトを受け継いでいる。

各機能に素早くアクセスできるシンプルで直感的なインターフェイスを採用。オルガン、エレクトリック・ピアノ、アコースティック・ピアノを中心とした高品位な音源部は、ライブ演奏でこそ使える音色の数々を内蔵。約10GBもの大容量メモリーで、上質なPCM音源からビンテージ・サウンドのモデリング音源まで、ライブ演奏のために厳選した150のプログラムを内蔵する。

さらにそれらを彩る強力なエフェクト・セクションや、新真空管Nutubeによるバルブ・ドライブまでも内蔵。モデリングでは得られない豊かな倍音、スムーズな歪み、密度感のあるファットなサウンドを生み出す。

完全ライブ仕様のデザインも注目。VOXオルガン伝統の印象的なスカーレット・カラーを踏襲したボディには、頑強な板金と軽量なアルミ素材を使用し、ライブでの耐久性と可搬性に優れたスリムでコンパクトな設計を実現。リア・パネルのVOXロゴは全面発光し、英国の血統を象徴するブルドッグ・バッジとともにステージからその存在を主張する。

パッケージにはボリューム/エクスプレッション・ペダルと専用キーボード・スタンドが標準で付属。スタンドは往年のVOXオルガン・プレイヤーを彷彿とさせるデザインで、サイドのレバーにより容易に角度調整が可能。「VOX Continental」本体を完全にネジ止めできるので、演奏中に角度を傾けたり、パネルや鍵盤をオーディエンスにアピールする大胆なチルト・セッティングに対応する。まさにライブ・パフォーマンスのための専用スタンドとなっている。

さらに詳しく見ていこう。パネルレイアウトは、ORGAN、E.PIANO、PIANO、KEY/LAYERの4つのパートが独立し、オン/オフ/レイヤーを瞬時に切り替え可能。プログラムやエフェクトの設定をすぐに呼び出せるシーン・メモリー、ドローバーはじめさまざまなパラメーターをコントロールできるタッチ・センサーなど、すべての機能が、ステージで日々演奏するキーボーディストのために設計されている。

ORGANパートには3つの異なるサウンド・エンジンを搭載。トランジスター・オルガン音源VOXでは、1960年代に発売されたオリジナルのVOX Continentalサウンドが完璧に蘇る。同じくトランジスター・オルガン音源となるCOMPACTは、VOX Continentalと同時代を彩った小型オルガンを細部まで再現。トーンホイール・オルガン音源CX-3は、往年の名器であるコルグのコンボ・オルガンを忠実にモデリング。これらオルガン音色は、タッチ・ドローバーでハーモニーやトーンを自由自在にコントロールできる。また、またVOXとCX-3では、アッパー(上側鍵盤)とロワー(下側鍵盤)の切り替えやスプリットをボタンひとつでセッティング可能。CX-3ではアタック音を加えるパーカッション、COMPACTでは甘くメロウなサウンドから独特な鋭いサウンドまでを作るMTB(マルチ・トーン・ブースター)も備える。さらにいずれの音色でも、ビブラート/コーラス、そしてロータリー・スピーカー・シミュレーションをワンタッチで素早くオン/オフ可能。ボイシング・レベルでビンテージ・エフェクトまでもカバーし、オルガン・プレイの醍醐味を余すところなく堪能できる。