日本は成長戦略の一環としてインフラ輸出を積極的に推進しており、そのなかには新幹線も含まれる。また、中国も高速鉄道の輸出を行っており、日中両国が受注競争を繰り広げる事例も近年は増えてきている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は成長戦略の一環としてインフラ輸出を積極的に推進しており、そのなかには新幹線も含まれる。また、中国も高速鉄道の輸出を行っており、日中両国が受注競争を繰り広げる事例も近年は増えてきている。

 一方で、日本は次世代の高速鉄道として、すでにリニア中央新幹線の建設を始めているほか、米国では減圧したチューブ内を走行する鉄道「ハイパーループ」という構想があり、実現に向けて研究開発が行われている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、米国の著名企業家であるイーロン・マスク氏が自身のインスタグラムで「ハイパーループ」の実現に向けて進展があったと報告し、時速354キロメートルでのテスト走行に成功したことを伝えた。

 イーロン・マスク氏は電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」や宇宙ベンチャー「スペースX」のほか、ハイパーループの研究開発を行う「ハイパーループ・ワン」を率いているが、記事はマスク氏の自身のインスタグラムで「テスラブランドのポッドを使用した走行試験で時速220マイル(約354キロ)を記録した」と発表したことを伝えた。

 報道によれば、今回の走行試験は全長1.3キロメートルの試験用トラックで行われたもので、今後は音速の半分に値する「時速500キロ」のテストに挑むことになるという。

 これについて記事は、「ハイパーループは確かにすごそうだが、開発するだけでも長い時間が必要であるうえ、テストも時間をかけて行う必要がある」と伝え、中国高速鉄道は「何も言わずとも、笑いながら見ていれば良い」と主張、ハイパーループは「中国高速鉄道の敵にはならない」との見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)