中国の大手旅行予約サイト・携程旅行網によると、これまであまり関心を持たれてこなかったクロアチア、アイスランド、北アイルランドを訪れる中国人観光客が増えている。イメージ写真。

写真拡大

中国の大手旅行予約サイト・携程旅行網(シートリップ)によると、これまであまり関心を持たれてこなかったクロアチア、アイスランド、北アイルランドを訪れる中国人観光客が増えている。人気ドラマのロケ地となったことが中国人観光客を引き付けているもようだ。

参考消息網が海外メディアの報道として3日伝えたところによると、携程旅行はネットで第7シーズンの放映が始まった米ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が、ほとんど知られていなかった土地を「欧州を訪れる中国人観光客が必ず選ぶ目的地」に変えたと指摘。同サイトを通じて今年上半期にクロアチア旅行を申し込んだ人の数は前年同期比300%増、アイスランドも148%増えており、特に10-30代の旅行者が多くを占めているという。この状況に、ある専門家は「以前の海外旅行のメインが買い物だとすると、最近の若い旅行者の目的は現地の伝統や生活習慣を理解し、そこの生活リズムを体感すること」と語る。

記事によると、映画・ドラマのロケ地に中国人観光客が押し寄せるという事例は過去にもあった。2012年12月にタイを舞台にしたコメディー映画が公開されると、13年2月の春節(旧正月)シーズンには27万人もの中国人観光客がタイを訪問。この年にタイが受け入れた外国人観光客の中で最多を占めたのは中国で、ロケ地・チェンマイではホテルが予約しづらくなる状況まで起きたという。

一方、中国文化部直属の中国芸術研究院影視研究所の呉江氏は、「各国でロケ地が観光プロジェクトとして保存されている」と紹介。中国国内でも著名映画のロケ地が人気観光地となる現象が起きており、同氏は今年の大ヒット映画「戦狼2」の国内ロケ地もこれに続くと予測している。(提供/Bridge・編集/Asada)