米東海岸方向に進む大型ハリケーン「イルマ」。米海洋大気局(NOAA)提供(2017年9月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(訂正)大西洋(Atlantic Ocean)で発生した大型ハリケーン「イルマ(Irma)」は4日、5段階中2番目に強い「カテゴリー4」に発達し、米自治領プエルトリコ(Puerto Rico)の東方に位置するリーワード諸島(Leeward Islands)に向かっている。カリブ海(Caribbean Sea)からフロリダ(Florida)州に至る地域は警戒を強め、同州は非常事態宣言を出した。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、グリニッジ標準時(GMT)4日午後9時(日本時間5日午前6時)現在、イルマは最大風速約60メートル。今後48時間でさらに勢力を強めると予測されている。

 イルマの中心部は5日夜か6日朝までにプエルトリコ東方のリーワード諸島に接近するか上陸する見通し。水位は標準時に比べ最大で3メートル上昇し、降水量は250ミリに達すると予測されている。「破壊的な大波」が広範囲に押し寄せる恐れがあるという。

 イルマの接近を受けてプエルトリコのリカルド・ロセジョ(Ricardo Rossello)知事は州兵を動員。合計で6万2000人を収容できる複数の避難所の設置も発表した。プエルトリコの人口は約350万人。5日は全校が休校となる。

 米連邦緊急事態管理庁(FEMA)によると、米軍の空母が救援に備え現場海域に展開している。空母は野外病院設備のほか、救援活動や援助物資運搬が可能な航空機数十機を載せている。地元メディアによれば、この空母は「キアサージ(USS Kearsarge)」。
【翻訳編集】AFPBB News