4日、世界の時価総額上位500社にランク入りする韓国企業が年々減少し、昨年ついに3社にまで減ったことが分かった。写真は朴槿恵前政権や財閥を批判するソウルのデモ。

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2017年9月4日、世界の時価総額上位500社にランキング入りする韓国企業が年々減少し、昨年ついに3社にまで減ったことが分かった。韓国・デイリーアンなどが伝えた。

韓国の証券取引所・韓国取引所(KRX)によると、世界の時価総額上位500社に入る韓国企業は2010年末時点で8社あったが、11・12年は6社、13年5社、14年4社、15・16年は3社と減少した。また今年8月30日現在も、サムスン電子(13位)、SKハイニックス(285位)、現代(ヒュンダイ)自動車(480位)と3社から増えていない。

一方、世界の上位500社の時価総額合計は、10年末の26兆6066億ドル(2921兆4000億円)から今年8月30日現在には37兆5963億ドル(約4128兆4100億円)と44%増加している。業種・業界別では半導体業界の時価総額は継続して増加しているが、それ以外の業種はおおむね停滞または減少した。

上位500社の国籍をみると、最多の米国と中国企業で全体の6割ほどを占め、37社がランクインした日本は2カ国に次ぐ3位。以下、英国、フランス、ドイツ、スイス、カナダ、オランダ、オーストラリアの順となった。

取引所の関係者は調査結果について「(07年の)世界金融危機以降、米国・中国のG2体制が強固になっていることを示している」と分析した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国は半世紀ほどでここまで来られただけでもすごいこと」「韓国みたいな小さな国で、トップ500入りするだけで大したものだよ」と、トップ500社へのランキング入りを好意的に捉える意見が寄せられた。

一方で、「いつ戦争になるか分からないような国の企業の株を誰が買うんだ?」「昨今のように自国優先の考え方が高まる時代では、国内市場のない韓国企業は厳しい」「現代自動車は近いうちにベスト500から脱落しそう」など悲観的な声や、「韓国企業は井の中の蛙(かわず)」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)