北朝鮮のシューティングゲーム「米国野郎狩り」(画像:メアリ)


北朝鮮が最近リリースしたシューティングゲームが、世界の主要メディアの関心を集めている。

このゲームは、3次元遊戯娯楽プログラム(3Dシューティングゲーム)の「米国野郎狩り」だ。

北朝鮮の「民間団体」、アリラン協会が運営する対外用宣伝ウェブサイト「メアリ(こだま)」は8月25日の記事で、この「米国野郎狩り」が国内で大人気だと伝えている。

記事によると、このゲームは「不意の状況の中で狙撃銃を使い米軍を射殺する戦闘遊戯」で「スリルのある戦闘現場を彷彿とさせる仮想世界で様々なアクションが具現」されている。しかし、記事は具体的なゲームの内容については触れていない。

米国の北朝鮮ニュース専門サイト、NKニュースがこの記事を引用して報じたことをきっかけに、米ワシントン・ポスト、英デイリー・テレグラフ、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストなど世界の主要メディアが次々に報じた。

メアリは8月、上記の記事を含め、自国が開発したゲームの紹介記事を3本も公開している。


北朝鮮のストラテジーゲーム「対決戦」(画像:メアリ)


11日には「日々人気が高まる携帯電話ゲームプログラム」というタイトルの記事で、「高句麗戦場」「守護者」「対決戦」というゲームを紹介している。

平壌電子録画物製作所が制作した「高句麗戦場」は、「東方の強国として威容を誇っていた高句麗の戦場をリアルに描いたもの」で、様々なキャラ設定、アクションの具現、敵とのスリルある対決で好評だという。

また、先端技術研究所が制作した「対決戦」は、「戦艦に搭載された爆雷、核爆雷、対潜水艦ロケットを使って、敵の潜水艦を消滅させる」もので、青少年に人気だとしている。さらに「守護者」は大砲、反射砲、機雷を使って海上に現れた敵の艦船を沈めるもので、日々人気が高まりつつあるという。

2日付の記事では、水晶川(スジョンチョン)技術交流社が開発した「サッカー激戦」というゲームを紹介している。

さらに遡って1月20日付の記事では、国家科学院知能情報研究所が制作した「明朗な炊事員」「単語当て」というゲームを紹介している。

このようなゲームの紹介記事をわざわざ対外向けサイトに掲載したのは、米国との対決姿勢を鮮明にしていることを、政治的なニュースに関心のない層にも伝えると同時に、自国のゲーム開発技術の高さを宣伝する意味があるものと思われる。