1980年代後半から続いた、CM界の冬の風物詩。JR東海 クリスマス・エクスプレスシリーズ。そのホロッと泣ける映像に重ね合わされた唄で、いまも40〜50代の耳に残る声が、山下達郎です。

「土曜日の恋人」などで知られる彼の歌声が、なんと、「木更津の海辺で聞ける」というニュースが流れました。2017年9月16・17日の土曜・日曜、千葉県・袖ケ浦海浜公園で開催される野外ロックフェス「氣志團万博 2017」に、山下達郎が出演すると!

山下達郎といえば、JR東海のCMをはじめ、ホンダのCMなどでも印象的な唄を提供しました。「季節はいま、DOHCロマン」「カラダにいっぱい、ピュアスピリット」といったコピーが流れ、リトラクタブルランプを備えた「インテグラ」が女子ふたりと海辺を走るシーンでは、彼の「風の回廊」という唄が重ね合わさりました。

インテグラCMシリーズで流れた「風の回廊」「僕の中の少年」 「マーマレイド・グッドバイ」や、先述の東海道新幹線の愛を描いた「クリスマス・イブ」など、山下達郎が描いたCMシーンはいろいろありますが、最近のライブなどではこうした名曲は聴かれません。

山下達郎が出演した野外フェスの、直近の例では、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2014」があります。山中湖で8月の最後の週末に行われるこのフェス、2014年の山下達郎は、下記のようなセットリストをたずさえて登場しました。

 THE THEME FROM BIG WAVE
 SPARKLE
 Jungle Swing
 あまく危険な香り
 ピンク・シャドウ
 僕らの夏の夢
 プラスティック・ラブ
 メドレー
  BOMBER
  SILENT SCREAMER
 恋のブギ・ウギ・トレイン
 さよなら夏の日

かつてのCMで一世を風靡した唄はひとつも入っていませんでしたが、50を過ぎた記者としては「あまく危険な香り」を山中湖で響かせたのは衝撃でした。

いっぽうで、JAPAN JAM(千葉市)をはじめ、METROCK(江東区)やBAYCAMP(川崎市)など、“東京圏の電車で行けるフェス”は大人気。そのオーラス、「東京から電車で日帰りで行けるフェス」の氣志團万博は、都心から内房線を伝って1時間半ほど。

鉄道チャンネルニュースでは、氣志團が描く「房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ」のリアルレポートや、ことしも鉄道でアクセスした「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017」、「BAYCAMP 2017」の現場ドキュメントも、順次お伝えできればと思っています。