浅野拓磨【写真:Getty Images】

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 日本代表は現地時間4日、ロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦に向け前日練習を行った。

 8月31日のオーストラリア戦では貴重な先制ゴールを奪い、6大会連続のW杯出場に貢献した浅野拓磨。スタメン起用に応える形で結果を残したが、爆発的なスピードを持つ浅野が試合途中から出てきても相手にとっては嫌だろう。自身としては、どのような起用法にも対応するつもりだ。

「どの状況でもピッチに立ったら何をすべきかっていう準備を常にしている。どういう状況で使われようが僕の出すべきことは変わらないと思うので、ピッチに立ったら100%出せるようにいい準備をしておきたいなと」

 サウジアラビアにとって大一番とあって、スタジアムは満員になると思われる。浅野は「雰囲気も独特だと思う」とイメージする。そして、「アウェイにはアウェイの楽しさがあると思う。僕は好きですし、しっかりアウェイでも自分たちのプレーができれば」と敵地でのプレーを楽しみにしている様子だ。

 ロシアW杯本戦への競争は、今回のサウジアラビア戦から始まる。W杯出場は達成したが、「第一にチームとして戦うことは絶対条件」と、浅野はフォアザチームを優先する意思を示した。その中で「自分の特徴をしっかり出すことをしっかり意識する。どんどん自分の持っているものを出しつつ、チームとしてしっかり戦えるような選手になっていかないといけない」

 浅野は間違いなくW杯出場に貢献した。だが、ポジションが約束されたわけではない。少しでも気を緩めればサバイバルレースから脱落してしまう。スピードスターは危機感も抱いている。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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