ユーラシア大陸最高峰の活火山が噴煙を上げる姿を、国際宇宙ステーションの乗務員が撮影し、Instagramに投稿した。その写真は、自然のダイナミックな美しさを感じさせてくれる。

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士が撮影

写真を撮ったのは、国際宇宙ステーションに乗務中の宇宙飛行士Sergey Ryazanskyさん(42才)だ。写っているのは、ロシアのカムチャッカ半島にあるクリュチェフスカヤ山。

クリュチェフスカヤ山はユーラシア大陸で最も高い活火山で、見る方向によっては富士山に似ていることからカムチャッカ富士とも呼ばれている。

雲海の上に突き出た山頂から噴煙が

標高4750メートルの山頂部は、一面に広がる雲海に浮かぶ島のように見える。そこから褐色の噴煙が、さらに上空に立ち昇っている様子が印象的だ。

sergeyiss/Instagram

撮影者のRyazanskyさんはInstagramに次のような書き込みをしている。

『我々のクリュチェフスカヤ火山は活動を始めた。この数日間、カムチャッカ半島上空を通過するたびに彼(クリチェフスカヤ火山)の様子を観察してきたが、最初の噴火はとても激しかった。だが今は、写真に写っている通り、活動は収まってきている』

Instagramユーザーたちからは「美しい!」とのコメントが多数寄せられている。

sergeyiss/Instagram

クリュチェフスカヤ山/Wikipedia

昨年8月にあった大噴火

クリュチェフスカヤ火山の噴火が最初に記録されたのは1679年。それ以来断続的な火山活動が観測されている。

2007年頃から活動期に入ったと見られており、昨年8月27日には16時間にわたる大規模な噴火があり、周囲232キロメートルの範囲に火山灰が降った。

地元にはこの火山の噴火から世界が作られたという言い伝えがあるそうだ。

sergeyiss/Instagram