2日、韓国ソウルを流れる漢江を泳いで横断しようという大会が初めて開催されたが、ネット上ではこのイベントに否定的な意見が多数上がっている。写真は漢江。

写真拡大

2017年9月2日、韓国ソウルを流れる漢江(ハンガン)を泳いで横断しようという大会が初めて開催されたが、ネット上ではこのイベントに否定的な意見が多数上がっている。

韓国紙「漢江タイムズ」の3日付の報道によると、大会は2日午後、小学3〜6年の児童らが参加し行われた。漢江に架かる蚕室(チャムシル)大橋の南端から約1キロ先の北端を目指しての横断水泳に約180人の児童と保護者の一部が挑戦、全員が横断に成功したという。

ソウル市中区が全国で初めて開催した同イベントは、スピードや順位を競うものではなく、完泳により子どもたちに自信を持たせることが主目的。全員が完泳したという結果は、子どもたちの自信アップにつながったと同紙は伝えている。

関連の聯合ニュースの写真記事などにもネットユーザーから「みんな頑張れ」「楽しそうだね」「僕も小3の時に挑戦した。子どもたちよ、お疲れさま」と声援が寄せられたが、コメント欄をよく見るとこうした声はごく少数。反対に「いったいこんなイベント誰が考えたんだ?とんでもない企画だ」など否定的な声が大半を占めている。

一番の理由は漢江の水質に対する懸念で、「川から上がったらきれいに洗わないと病気になるよ」「子どもたちの肌は大丈夫かな?髪が抜けたり、眼病になったりするかも」と子どもたちの体への影響を心配するコメントや、「排せつ物や生活排水、ごみでいっぱいの汚い水で泳がせるなんて、正気とは思えない」「ここに子どもを送り出した母親たちは何を考えてるんだ?」など大人たちへの批判の声も上がっている。

また、この日ソウルには秋の涼しい風が吹いていたこともあり、「今日はさすがに寒いでしょ」「9月に泳ぐなんて」「何も秋になってからやらなくても…」と水温・気温を心配する声も多数。

さらに、漢江では橋からの身投げも多いことから「自殺者があんなにいる川で水泳大会?最近は少しましになったの?」と疑問を投げ掛けるコメントに加え、「まさか皮膚科医と合同で計画したイベントだったりして…」との憶測も寄せられ、「児童虐待だ」「危険すぎる」「子どもたちがかわいそう」といった指摘も複数あった。(翻訳・編集/吉金)