富良野のラーメン店「支那虎」外観

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開店以来、瞬く間に好評を博し、道内各地はもちろんのこと、道外からもその味を求めてファンが訪れるまでになった富良野のラーメン店「支那虎」。今では、平日でも店の前に行列が伸びる風景が当たり前になっています。ヘソの街・富良野に旋風を巻き起こした「支那虎」の絶品ラーメンをご紹介しましょう。

「支那虎」/店内のようす

支那虎は、富良野市街の中心部、「富良野マルシェ」から少し帯広寄りの国道38号沿いにあります。店の横に駐車スペースもあり、車で訪れても問題ありません。昼どきは店外に行列が伸びることも普通なので、少し時間をずらして出かけるのがおすすめです。

こぢんまりとした店内ですが、カウンター、テーブル、座敷席があり、ひとりでもファミリーでも気軽に訪れられます。

いちばんのおすすめは、やはり定番の「支那そば」800円。「魚介香る醤油ラーメン」という添え書き通り、スープをひと口すすった瞬間に煮干しの香りがふわっと広がり、一瞬で心をつかまれる一杯です。中太ストレートの麺とスープの相性も良く、柔らかすぎないチャーシューも絶品。行列ができる店になったことにも納得させられます。

もうひとつのおすすめは「こげ塩」800円。出てきた瞬間、真っ黒のスープにまずびっくり。続いて、にんにく焦がし油のふくよかな香りに食欲をそそられ、ひとくち食べるとその香ばしさに頬がゆるんでしまいます。

もしかすると、今まで「富良野でラーメン」というイメージはあまりなかったかもしれません。しかし「支那虎」は、わざわざ出かけてでも食べる価値あるお店であることは間違いありません。店主が全国のラーメンを食べ歩いた末に行き着いたという、創意工夫に満ちたラーメンを、ぜひ味わってみてください。

■住所:富良野市幸町12-6 ■電話:0167・23・2129 ■時間:11:00〜20:00(LO)※スープがなくなり次第終了 ■休み:月曜(祝日の場合は営業) ■席数:24席(禁煙)

【北海道ウォーカー編集部】